LAMY (ラミー)のボールペン

ドイツの古都、ハイデルベルクで1930年に設立されたLAMY (ラミー)。巨大資本の傘下となっている他の高級筆記具メーカーと違い同族経営の独立会社です。

自社工場、自社生産にこだわり、機能的で斬新なデザインのLAMY (ラミー)。その特徴とは。

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LAMY (ラミー)の歴史

LAMY (ラミー)はドイツの古都、ハイデルベルクで1930年に設立されました。

パーカー社の営業担当をしていた創業者のC.J.ラミーがOrthos社を買収したところから歴史が始まりました。

巨大資本の傘下となっている他の高級筆記具メーカーと異なり同族経営の独立会社である点も、特徴的です。

創業当初はパーカーの影響を強く受けた製品が多かったですが、C.J.ラミーの息子で現社長のマンフレッド・ラミーの社長就任と同時に同業他社との差別化が図られ、革新的な筆記用具メーカーとして歩み始めました。

「機能によって形作られるデザイン」をコンセプトとして製品作りを進め、その後「ラミー27」万年筆の発表によって、革新的なデザインと先進性が評価され、確固たる地位を築きました。

LAMY (ラミー)の特徴と魅力

LAMY (ラミー)の特徴は、極めて機能的でありながら斬新なデザインを有している点です。

それは、製品のほとんどが外部デザイナーとのジョイントプロジェクトによって、生み出されたものである点が大きといえます。

フリーランスのデザイナー特有のクリエイティブさと、社内デザイン部門の考えを擦り合わせ、刺激し合い融合することにより、豊かな創造性を持ったデザインが生み出されています。

この斬新なアイデアの製品化を可能としているのがLAMY (ラミー)社の製作技術です。

技術力の維持と強化の為、ドイツ国内の自社生産にこだわっており、ほぼ全ての部品と全ての組立を社外に委託することなく自社工場で行われています。

このような企業努力により、ボディの繋ぎ目が分からない程の表面加工技術などの多くの優れた技術を有しており、デザイナーの細部にまで及ぶデザインを具現化しています。

「機能によって形作られるデザイン」というコンセプトが随所に現れている、機能的で斬新なデザインがLAMY (ラミー)の特徴であり魅力です。

LAMY (ラミー)の人気ボールペンといえばコレ！

Safari(サファリ)

現在の価格はコチラ

1980年に登場し、ブロダクト・デザインの歴史を塗り替えたボールペン。

LAMY(ラミー)のSafari(サファリ)は今なお世界的なヒット商品となり、リーズナブルな価格と豊富なカラーバリエーションが支持されています。

人間工学に基づいた持ちやすさと、優れた書き味の良さを両立し、ペントップについた超大型のクリップがノートやファイルはもちろん、ジーパンのポケットなどにもしっかりと挟めてとても便利です。

ボールペンの歴史で最もヒットしたといって過言ではない一本で、乱暴に扱っても壊れないLEGOブロックと同じABS素材の軸にインクの残量が解る小窓が付き、使う事に特化しつつも、ミニマルなデザインにまとめたアイデア満載のボールペンです。

2000

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1966年に登場して以来、色あせない貫禄を見せつけるボールペン。

LAMY(ラミー)デザインプロダクトの最初の製品として知られていて、ステンレスと、ヘアライン仕上げをされた樹脂の相性が良く、滑らかな曲線は、手に良く馴染み、書きやすさもお墨付きです。

飾り気の無いボールペンですが、センスの良さが溢れる一本で、どんな服装の時でもポケットからちらりとアピールし、人の目を引き付ける非常に完成されたデザインが特徴です。

ラミー2000には4色油性ボールペンも存在しているため、小洒落た演出の為意外に、実用ベースでの使用も可能で、身に纏う事と使う事を、高い次元で両立したボールペンとえいます。

CP1

現在の価格はコチラ

「優れたデザインとは、機能と関係のない物を全て削ぎ落とす事で徐々に見えて来る本質の部分を見つめ直し突き詰めた先に結果的に生まれる物である」というデザイン哲学の元に、極限のミニマルデザインを具現化した素晴らしいボールペンです。

ラミー2000から送れる事4年、1970年に登場したこのCP1は、美しさと実用性を兼ね備えるスリムなボディが特徴的であり、優れたボールペンが持つ本質を理解出来る人から支持を獲得し、いまなお「飽きのこない買いなボールペン」として、様々なメディアなどで紹介され続けている逸品です。