ボールペンの人気ブランドCROSS(クロス)とは?
アメリカで最も長い歴史を誇る筆記用具メーカーCROSS(クロス)。ボールペンやシャープペンシルの礎となった製品を開発し、革新的な技術を生み出してきました。
オバマ大統領など著名人にも愛好家が多く、高級筆記具のシンボルCROSSの特徴と魅力とは。
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CROSS(クロス)の歴史
CROSS(クロス)は、アメリカで最も古い歴史を誇る筆記用具ブランドです。
1846年にイギリスに生まれた創業者の「アロンゾ・タウゼント・クロス」は、アメリカに移民として渡りロードアイランド州で事業を開始しました。
当時は、金や銀の装飾が施されたペンシル用ホルダーを製造していましたが、その後「望遠鏡式ペンシル」「スタイログラフィックペン」「繰り出し式ペンシル」などを次々と発表しました。
その革新的な製品で、デザイン及び機能に関してアメリカで26個、イギリスで7個の特許を取得するなど、筆記用具に革命をもたらしたと評されています。
その中でも、ボールペンのパイオニアとなった「スタイログラフィックペン」や、シャープペンシルの元となった「繰り出し式ペンシル」は特に評価の高い製品です。
CROSS(クロス)の特徴と魅力
世界中のビジネスマンを中心に、高級ボールペンの象徴とされているCROSS(クロス)。
その魅力は、160年以上の長きに渡り世に送り続けてきた革新的な技術と、洗練されたデザインにあるといえます。
その中でも特徴的な技術のひとつとして「セレクチップローラーボール」があります。これは、「リファイル」と言われる「替芯」を選択して使用できる機能です。
リファイルの代表的なものとしては、「ローラーボール芯」「油性ボールペン芯」「水性ボーラス芯」「水性ドキュメントマーカー」があげられます。
「ローラーボール芯」は、非常にインクの出が良くなめらかな書き心地となっており、太字の万年筆と錯覚するくらいの書き心地です。
「油性ボールペン芯」は、CROSS(クロス)伝統のボールペンであり、粘度の高いインクが書く楽しみを与えます。
「水性ボーラス芯」は、水性インクの特徴を生かしたサラサラとした軽い書き心地で書き易さに優れます。
「水性ドキュメントマーカー」は蛍光マーカーであり、マーキング用として優秀な出来栄えとなっており、リファイルは少し値が張りますが、非常に高品質でありインクの持ちが良いため人気が高いです。
CROSS(クロス)の人気ボールペンといえばコレ!
APOGEE(アポジー)
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クラシカルなデザインのボールペンが多いCROSS(クロス)の中でも、ひときわトラディショナルな雰囲気を醸し出しているボールペンです。
APOGEE(アポジー)は重厚感のあるボディと美しい装飾が特徴で、長めに作られたキャップと、独特のフォルムが魅力的です。
キャップリングも太めに作られているのが注目度抜群であり、落ち着きのあるデザインながらもインパクトが高く、使い勝手の面でもスプリング式のクリップを搭載する等、「使う」ボールペンとしても非常に優秀なシリーズです。
TOWNSEND(タウンゼント)
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CROSS(クロス)のボールペンの中でも最も定番と言えるのが、あのオバマ大統領も愛用しているTOWNSEND(タウンゼント)です。
オーソドックスなフォルムは様々な服装にとけ込むようにマッチし、贈り物としても非常に愛されている、まさに極上のボールペンです。
TOWNSEND(タウンゼント)という名前の由来は、CROSS(クロス)の創業者である、アロンゾ・タウンゼント・クロスの名。
このあたりからも、CROSS(クロス)のボールペンの顔である事や、このボールペンに対する同社の意気込みが感じられる逸品です。
CENTURY2(センチュリー2)
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CROSS(クロス)を代表するクラッシック・センチュリーシリーズを、デザインはそのままに、高級指向な書き味へと進化させる為に、ボールペンの中軸を手馴染みの良い重量バランスへと変更し、持って美しく、書いて楽しいを具現化した名作ボールペンです。
今や定番となっているクラッシック・センチュリーと差別化し、より高級感のある仕上がりとなったCENTURY2(センチュリー2)は、ビジネスマン愛用率の非常に高いボールペンとして人気です。