ボールペンの人気ブランドCARAN d'ACHE(カランダッシュ)とは?
1915年に創業したスイスで最大の筆記用具メーカーCARAN d'ACHE(カランダッシュ)。
鉛筆の製造から始まったCARAN d'ACHE(カランダッシュ)は、万年筆やボールペンなど多様な製品を供給しています。
スイスの職人魂を感じさせるCARAN d'ACHE(カランダッシュ)の特徴とは。
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CARAN d'ACHE(カランダッシュ)の歴史
CARAN d'ACHE(カランダッシュ)は1915年創業のスイス最大の筆記用具メーカーです。
鉛筆の生産から始まったCARAN d'ACHE(カランダッシュ)は、現在ではスイスの総合ブランドとして、万年筆やボールペン、鉛筆、ライター、バッグなど多様な製品を販売しています。
スイスといえば、精密な機械式腕時計を連想しますが、その職人気質は筆記具にも生かされています。
その最たる例がCARAN d'ACHE(カランダッシュ)です。
創業者のアーノルド・シュバイツァーが鉛筆工場を買収したところから歴史は始まります。
現在まで一貫してスイスのジュネーブに本社と工場を構え自社生産にこだわっています。
1929年にノック式シャープペンシルの原型となり、世界で初めて「自動給芯機能」を有した完全金属製の「フィックスペンシル」を発表しました。
六角形のボディと彫金加工が特徴的であり、鉛筆から生まれたこの六角形のデザインがCARAN d'ACHE(カランダッシュ)のシンボルマークとなっています。
CARAN d'ACHE(カランダッシュ)の特徴と魅力
CARAN d'ACHE(カランダッシュ)とは、ロシア語で「鉛筆」という意味です。
鉛筆の製造から始まったCARAN d'ACHE(カランダッシュ)らしい社名ですが、社名だけでなく、ボールペンにもその影響は色濃く残されています。
CARAN d'ACHE(カランダッシュ)のボールペンは、鉛筆同様に六角形のボディが多く採用されており、指に馴染みやすく、長時間筆記しても非常に疲れにくいです。
リフィルの評価も非常に高く、なめらかな書き味を保ったまま直線10kmの筆記が可能と言われています。
その性能の秘密は、非常に厳しい「基準テスト」にあります。全ての部品においてそのチェックがなされており、厳しく管理されています。
永世中立国のスイスは、国際条約の調印式の場になることが多く、スイスの代表的高級筆記具ブランドであるCARAN d'ACHE(カランダッシュ)の製品は、幾度となく歴史的名場面を演出してきました。
エレガントで精密な装飾と、計算され尽くした機能性がCARAN d'ACHE(カランダッシュ)の特徴であり、魅力であるといえます。
CARAN d'ACHE(カランダッシュ)の人気ボールペンといえばコレ!
VARIUS(バリアス)
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世界最高峰の書き味が特徴とされるCARAN d'ACHE(カランダッシュ)。
その高い技術力に、厳選された最上級の素材を使用するシリーズである、VARIUS(バリアス)コレクションは、このブランドの象徴とも言われています。
貴金属のみならず、漆やカーボン、良質なウッドなど一風変わった素材を様々な加工技術でボールペンへと変化させて、驚きをあたえてくれます。
そうです、バリアスとはバリエーションの事なのです。
VARIUS(バリアス)コレクションのボールペンには標準で同社のMリフィルが搭載されているというのも特徴で、程よい重みのボールペンを、思うまままにペン先を走らせるだけでまるで氷上を滑るかのように、なめらかな書き味が感じられます。
使用しても、眺めても良いボールペン。自分へのご褒美や、大切な人への贈り物等に最適です。
Ecridor(エクリドール)
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CARAN d'ACHE(カランダッシュ)が生み出すボールペンの中でも手の取りやすい価格と、実用重視の仕上がりとあって人気が最も高く、1947年に登場して以来、同ブランドの顔として支持され続けています。
細身なデザインですが、鉛筆のように六角形のフォルムをしているため、指馴染みが良く、高い精度で作られたバランスが書き心地をサポート。
上品で優雅な、まさにCARAN d'ACHE(カランダッシュ)の定番ボールペンです。
CARAN d'ACHE(カランダッシュ)独自の技術であるリフィルの固定構造により、ノック式のボールペンであるにも関わらず、ペン先のブレは全く感じません。
見た目にも美しい装飾は、ボールペンを握った瞬間から滑り止めとなり、適度な重量感と細身のボールペンからは信じられない程の安定感が生まれ、長時間の筆記には向きませんが、文字を書く楽しさは存分に味わえます。
RNX.316(ラウンド&ヘクサゴナル)
現在の価格はコチラ |
円系と六角形の二つの形状が融合する事で、個性的なデザインとなり、理想的なボールペンのグリップを実現した今注目の人気シリーズです。
シリーズ名であるRNXは「Round aNd heXagonal」という意味であり、316は、使用されている高強度ステンレススチール316Lという素材の名前です。
形状や素材へのコダワリもさることながら、仕上げも徹底していて、PVDコートを施す事で、耐摩耗性や耐熱性、耐食性が向上し、頻繁なお手入れなくとも、長く愛用できるボールペンとなりました。
リフィルと相性の良い、少々重めに作られた軸が書きやすさを後押しし、細身のボールペン軸でありながらも信じられない書き心地を演出します。
細部にまでこだわったデザインと相まって、今最も注目の集まっているボールペンと言えます。