防災グッズを揃える時に覚えておきたいポイント!
災害時の備えとして防災グッズを用意している人も多いかと思います。これから用意する人でもなにを用意すればいいかわからないほど防災グッズは数多く存在します。そんな中でまずなにを優先して用意すればいいか、ここではそんな『防災グッズを揃える時に覚えておきたいポイント!』を紹介していきます。
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防災グッズ揃え方のポイント
水や食料は当たり前として、あると便利または必要な防災グッズは数多くあります。「必要と思った物を全部揃えればいいんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんがそうではありません。すべて揃えるとなると大変な量になってしまいます。
防災グッズを揃えるポイントは3つあります。
- 揃え方の優先順位
- 揃える量
- どこで揃えるか
まず先に防災グッズの基本であり必須となっている水と食料について触れていきます。
水と食料どっちが大事?
結論から言ってしまうと圧倒的に水です。水は飲料としてはもちろんですが生活用水としても必要になってきます。余分にあって損ではありませんが非常用持ち出し品なので持てる量には限りがあります。目安としては1人1.5L~2L用意しておきましょう。
食料に関してはおなかをいっぱいにするという目的ではなく、生きる為に必要な最低限の量を確保しましょう。乳幼児がいる場合はミルク、ペットがいる場合はペットの餌も忘れないように注意が必要です。
一般的には災害から救助が行き届くまでにかかる時間は72時間以内とされています。まずは水と食料3日分を人数分用意するようにしましょう。
防災グッズの揃え方の優先順位
防災グッズを揃えるには優先順位があり、それに沿って用意することによって無駄もなく自分の命を守ることができます。では優先順位について以下で説明していきます。
優先順位1:非常用持ち出し品として用意する防災グッズ
自宅や勤務先など1日にいる時間が長い場所は、それだけ災害が発生した時にいる確率が高い場所になります。そういった際にすぐに防災グッズを持ち出せるように非常用持ち出し品を用意することは非常に重要です。
持ち出す為のものになるので必要なものをすべて持ち出すことは非常に難しい為、生命を維持するのに必要な最低限のものを選ぶ必要があります。水や食料はもちろんですが、持病を持っている人は薬、視力が極端に低い人は眼鏡など人によって必須な物は多少なりとも変わってきます。
水や食料の他に自分や家族にとって何が生命維持に必要か考える必要があります。荷物を極力少なくする為にも生きる為に最低限なにが必要か考えましょう。非常用持ち出し品は重量も重要です。最低限必要な物に絞ることができれば持ち出すことが楽にもなります。
まずは防災グッズの必需品となっている水と食料について触れていきます。
優先順位2:備蓄品として用意する防災グッズ
持ち出し品の次に重要なのが備蓄品になります。災害が発生した後は電気やガス、水道などのライフラインが断たれてしまうケースがあります。3日分が通例とされていますが1週間分の水や食料を用意しておきましょう。筆者の家族も東日本大震災で被災していますが、1週間ほどどのライフラインも断たれていました。
災害の種類や地域によっては交通が分断され物資が届くまでの時間も当然変わってきます。他にも家は無事だけど物資の受け取らないといけない為に家を出なくてはいけなかった人もいます。やはり復旧するまでは家で生活できたほうがストレスがないので、十分な備蓄品を用意しておくことが重要です。
管理する場所ですが家の奥まった場所ではなく、物置やキッチンなど出し入れがしやすい場所に置いておきましょう。災害後は家屋が一部倒壊している場合もあり、奥まった場所に保管しておくと取り出すのが困難になる場合もあります。
用意する物は水や食料はもちろんですが防寒着も必要になります。他にも簡易トイレなども必要になるので1週間家で過ごすことができる備蓄品をしっかりと用意しておきましょう。
優先順位3:常に持ち歩いた方がいい防災グッズ
災害は家にいる時に発生するとは限りません。中には備蓄品よりもこちらを優先している人もいます。外出先や電車、車など家にいる時以外で災害が発生した場合に家に帰れない帰宅難民となってしまう可能性もあります。
そうなった場合に困らない為にも必要最低限の防災グッズを持ち歩くことは非常に重要です。水はもちろん飴やチョコレートなど一時的に空腹を凌げる物、レインコートや使い捨てカイロなどの防寒対策も忘れてはいけません。
なにより持ち歩きやすい物が適しているのでなるべくコンパクトになっている物を選ぶことが重要です。おそらく災害が発生した時に1番困るケースが外出時になるので、持ち歩いた方がいい防災グッズはしっかりと選び用意する必要があります。
>>常に持っておきたい防災グッズの詳しいリストについてはコチラ
防災グッズの揃える量
必要な物はわかったけどどれくらいの量を揃えればいいのか。あくまで目安として紹介していきます。
水・食料
水に関しては生活用水を含めると1人3L必要とされています。備蓄品としては用意できるかもしれませんが、非常用持ち出し品としては家族の人数分用意するとなるとけっこうな重さになります。非常用持ち出し品としては生きるのに必要な水2L×人数分、備蓄品としては3L×人数分を3日分用意しましょう。備蓄品に関しては余分にあって損ということは絶対にありませんし、物資がすぐ行き届くとも限りません。可能なら7日分は用意しておくことをおすすめします。
食料に関しても水と一緒です。持ち出し品、備蓄品共に最低でも3日分(9食分)を人数分、可能なら7日分用意できるとなお良いですが、食料よりもまずは水を優先してください。
その他
トイレットペーパーやティッシュなどの生活必需品に関しても用途が多く、余分にあって困ることはありません。持ち出し品としては最低でも1人1ロール、備蓄するなら最低でも1人4ロールは用意しておきましょう。
防災グッズをどこで買い揃えるか
現在ではネット通販や店頭で防災グッズ売り場が設けられているお店もあります。自分が必要な防災グッズを揃えられるか、買う場所をチェックしてみましょう。
ネット通販
現在、防災グッズは買うのはネット通販が主流になっています。様々な商品を選ぶことができますし、非常用持ち出しバッグがセットで販売されていたりします。なにを揃えたらいいかわからない人はセットになっているのも買ってもいいかもしれません。
東急ハンズ・無印良品
両ブランド共に機能性が高くアイテム自体の質も高いので人気となっています。東急ハンズは特設売り場を設けるなど防災グッズの人気は高まっており、無印良品も普段使いもできる防災グッズで人気を集めています。
ネット通販ではなく自分の目で見て選びたい人はぜひチェックしてみてください。
>>東急ハンズの防災グッズについてはコチラ
>>無印良品の防災グッズについてはコチラ
100円ショップ
意外とお金がかかる防災グッズですが百均でも取り扱いがあるので安く済ませることができます。ですがやはり安い分アイテム自体の質は高くはありません。
100円ショップで揃える防災グッズはウェットティッシュや絆創膏、電池、ライターなど性能にそこまで差のない消耗品を揃えるのがおすすめとなっています。
>>100円ショップの防災グッズについてはコチラ
>>備えておきたい防災グッズの全リストはコチラ