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災害に備える非常食(食料)の選び方

災害に備える非常食(食料)の選び方

大きな災害などの有事の際の為に備えておく非常食。災害が起きてからの食料の確保は非常に困難です。国や自治体が住民の為に食料の備蓄を行っていますが、それが行きわたるまでの日数はご存知ですか?

各家庭で備えておきたい非常食の量と、選び方についてご説明します。

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非常食の選び方のポイント

非常食の選び方のポイント

地震や台風、火山の噴火などの災害による非常事態時には、食料の供給・確保が困難となることが想定されます。そんな時の為に用意しておく食料のことを非常食と言います。

日本は地震や津波、台風などの災害が非常に多いので非常食の準備は家族の命を守るうえで非常に重要です。

そんな非常食を選ぶ上で押さえておきたいポイントはこれらの点です。

  1. 非常食の量
  2. 非常食の種類
  3. 非常食の賞味期限

当たり前だと思うかもしれませんが、明確に答えられる人は少ないのではないでしょうか?

非常食を選ぶ上で非常に重要な要素であり、これらの点さえ押さえておけば有事の際に食料で困ることはありません。詳しい内容は以下でご説明します。

災害時に備える非常食の量は何日分?

災害時に用意しておく非常食は何日分?

大きな災害が起こった時には物流がストップし、スーパーなどの食料品店の在庫もすぐになくなります。つまり災害が起こってから食料を調達することは非常に困難ですので、普段から非常食を準備しておく必要があります。

では、どのくらいの量の非常食を用意しておかなければならないのでしょうか?

避難所で食料の配給が開始される目安は3日

大きな災害が起こった際は、避難所に避難することが想定されます。

避難所などで食料を配布するために、国や自治体などでは住民保護の観点から一定量の保存食が備蓄されています。また、通常の物流はストップすることが多いですが、避難民に配給するための食料の輸送は最優先で行われます。

ここまで聞くと避難所まで行けば食料があるから、非常食は必要ないと考える人もいるかもしれません。

しかし、国や地方自治体からの公的な災害援助による食料の配給は、多くの住民に行きわたるまでには、2~3日が必要であると言われています。しかも災害の規模が大きければ大きい程、配給されるまでの日数は伸びることが予想されます。

この期間は、私たちが自力で食料を確保しなければならないのです。そのため非常食の備蓄が必要なのです。

大規模災害のガイドラインによれば、3日分の食料と水を各家庭で確保しておくように注意喚起されています。

用意しておかなければならない非常食の量は、災害時に公的な食糧支援が開始されるまでの3日分です。

災害時に困らない非常食の種類

災害時に困らない非常食の種類

災害の多い日本列島では非常食のニーズが高く、多くの種類の非常食が販売されています。栄養の偏りや飽きを防ぐためにも、色んな味や食感の非常食を幅広く揃えて、バリエーションを持たせることも重要です。

極限状態で食事は数少ない心安らぐ時間です。飢えは凌げても、食事自体がストレスとならない為にも非常食にもバリエーションが必要です。

また、非常食として販売されている物は以下の2種類に分けられます。

  1. そのまま食べられる非常食
  2. 加熱や水を使用する非常食

備蓄においてはどのようなタイプの非常食を選んでも構いませんが、緊急時に持ち出す非常持ち出し袋などに非常食を入れる場合は、開けたらそのまま食べられるタイプの非常食を選ぶのが良いでしょう。

そのまま食べられる非常食

非常食と聞いてイメージするのは乾パンや缶詰、カップラーメンなどが一般的です。バリエーションを持たせるためにいろんな種類の非常食を用意しておくことは大事ですが、注意が必要です。

それは、そのままで食べられるかどうかです。例えばカップラーメンは調理にお湯が必要です。しかし、電気や水道などのライフラインが止まった時にお湯を入手することは容易くありません。

調理に火が必要な非常食は稀ですが、水やお湯が必要な非常食は多くあります。非常食を選ぶ上では、調理せずに食べられるかどうかを必ず確認して下さい。

そのまま食べられるおすすめの非常食は、缶詰です。乾パンなどの定番はもちろん、普段から食べなれているツナやサバ缶、フルーツの缶詰などです。最近では柔らかいパンの缶詰などもあります。

他には、温める必要のないレトルト食品もおすすめです。おかゆやカレーなど種類も豊富であり、環境が落ち着けば温めて食べることもできます。

非常食の賞味期限はどのくらい必要?

非常食の賞味期限はどのくらい必要?

一般的な缶詰やレトルト食品の多くは、賞味期限まで1年から2年の保存がききます。保存食として売られている食品の中には3年や5年を超える保存期間を持つものもあります。

しかし、非常食の賞味期限は長ければ良いと言うものではありません。長すぎる賞味期限は忘れてしまいがちで、いざという時に賞味期限が過ぎているという事態に陥りかねません。

結論から申し上げますと、保存食の賞味期限は1年から2年あれば十分です。なぜなら、非常食は非日常的なものであり、日常では忘れてしまいがちです。

そこで、非常食への意識を日常から失わない為にも、ローリングストック法と呼ばれる非常食の保存方法をおすすめします。

簡単に説明すると、非常食を古い物から日常的に食べ、食べた分を新しく買い足していくと言う方法です。

こうすることによって、いざという時に保存食の賞味期限切れを防ぐとともに、保存食を普段から食べなれさせておくことが出来ます。

>>備蓄品の管理やローテーションについて詳しくはコチラ

>>備えておきたい防災グッズの全リストはコチラ

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