前後撮影!2カメラドライブレコーダーの特徴やメリット
最近、追突事故が非常に多いことから通常の前方のみを撮影するドライブレコーダーではなく、安全面を考えて後方の様子も撮影しておきたいと考えているユーザーも増えています。そのため、通常のドライブレコーダーに搭載されているフロントカメラ以外にもリアカメラを搭載して、1台で車両の前後を録画することが可能な2カメラドライブレコーダーが注目されています。
また安全面だけでなく、ドライブレコーダーによっては車内の様子を収められるタイプのものもあるので、子供連れの家族や友人とのドライブの思い出を録画するといった違った用途でも人気があります。ここでは、フロントとリアの前後撮影!2カメラの特徴やメリットについてそれぞれ詳しく解説していきたいと思います。
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2カメラ(デュアルカメラ)のドライブレコーダーとは?
フロントカメラとリアカメラの2カメラを搭載して、前後を1台で撮影することが出来る2カメラドライブレコーダーは、デュアルカメラドライブレコーダーとも呼ばれています。
この2カメラのドライブレコーダーは、フロントにメインカメラ、リアにサブカメラを設置して前後を録画するタイプのドライブレコーダーでフロントカメラとリアカメラをそれぞれ1台ずつ車両の前後に装着する分離型と、ドライブレコーダーにフロントカメラとリアカメラの2カメラが搭載されている一体型に分かれます。
それぞれ車両の前後に分かれて装着するタイプのリアカメラは、ほとんどのタイプがとても小さいため目立ちません。また、ドライブレコーダー保体にフロントカメラとリアカメラの2台が設置されているタイプのものは、車両のリア部分を撮影するだけでなく、車内の様子を録画することが可能なので、旅行の様子を記録しておけるのも特徴です。
>>ドライブレコーダーの必要性やメリットについて詳しくはコチラ
2カメラのドライブレコーダーの必要性は?
2カメラドライブレコーダーの必要性はあるのでしょうか。自動車事故の約40%は追突事故とも言われていますが、最近では煽り運転などの危険運転によって重大な事故が発生しており、フロントだけでなく前後の録画の重要性が注目されています。
前方だけでなく、後方車両からの危険行為を記録したり、追突後に脅されたりした場合にも後方の車のナンバープレートをはっきりと録画しておけば、万が一これが原因で事故が起こってしまった場合には警察に録画データを提供すれば重要な証拠になります。
2カメラのドライブレコーダーを選ぶポイント
いろいろな2カメラのドライブレコーダーが展開されていますが、選ぶ際には下記のポイントで選びましょう。
- 一体型(一台設置)
- 分離型(フロントとリアに設置)
ここでは、上記のポイントについてそれぞれの特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説していきたいと思います。
一体型の特徴とメリット・デメリット
一体型の特徴は、余計な配線などが必要なく、1台のドライブレコーダーにフロントカメラとリアカメラの2台搭載されており、前後の映像を録画するとともに車内の映像も録画することが出来るという点です。ここでは、一体型のメリットとデメリットについてそれぞれ詳しく解説していきたいと思います。
メリット
まずは、一体型のメリットは主に下記のような点が挙げられます。
- ドライブレコーダー1台を設置するだけで前後の映像を録画可能。
- 取り付けが簡単
- 車内の様子を録画可能
一体型の2カメラドライブレコーダーのメリットは、1台設置するだけで車の前後を撮影できるという手軽さが挙げられます。また分離型のようにフロントカメラとリアカメラをケーブルでつなぐ必要もないので取り付けも簡単に行えます。
また、フロントガラス部分い装着して後方を録画するため、家族や友人たちとの旅行の様子を記録することも出来るので、使い方によっていろいろと楽しめるという点もメリットの1つです。
デメリット
次に、一体型のデメリットとしては主に下記のような点が挙げられます。
- 後方部分が鮮明に映りにくい
- 好きな場所に取り付けが不可能
フロントガラス部分に装着するドライブレコーダーにリアカメラが搭載されているために、車内の様子が録画できる反面、後方の映像が鮮明でないという点が挙げられます。
また、リアカメラがあらかじめ搭載されているため、装着場所を考えないと、運転者が映りこんでしまって後方が映らないといったケースや、後方を鮮明に録画するために装着しようとするとルームミラーにあたってしまうなどのケースが考えられます。
購入する前に、事前にカメラの位置と自分の車に装着可能かどうかということをしっかりと下調べしてから購入するようにしましょう。
分離型の特徴とメリット・デメリット
分離型の2カメラドライブレコーダーの特徴は、フロントカメラとリアカメラが分かれており、それぞれを車のフロントガラスとリアガラスにそれぞれ運転時の視界の邪魔にならない場所に装着し、1台のドライブレコーダーで録画することが出来るという点です。
ここでは、分離型2カメラドライブレコーダーのメリットとデメリットについてそれぞれ詳しく解説していきたいと思います。
メリット
まずは、分離型の主なメリットは下記のような点が挙げられます。
- リアカメラをリアガラスに取り付けるため、後方が鮮明に録画可能。
- リアカメラをリアガラスに装着することにより、より広範囲の後方を録画可能。
一体型のリアカメラは、リアガラスに直接取り付けるため運転者や乗車している人が邪魔にならず、鮮明に車両の後方を録画することが出来ます。また、一体型に比べてより広範囲の後方録画をすることが可能となる為、結果的に車両の前後広範囲を録画することが可能となります。
デメリット
次に、分離型のデメリットとしては主に下記のような点が挙げられます。
- リアカメラを取り付ける際に手間がかかる。
- リアカメラによって、運転時の後方の視界の妨げになる恐れがある。
一体型のリアカメラは、専用ケーブル(付属品)でフロントカメラとリヤカメラを付属のカメラケーブルで接続する必要があるので、専門的な知識がある人以外は専門店にて取り付けを行う必要があります。またリアガラスに大きなリアカメラを装着してしまうと、運転時の後方の確認の妨げになる危険性が非常に高いため、一体型を選ぶ際にはリアカメラが出来る限りコンパクトなものを選ぶ必要があります。