デスクチェアのヘッドレストの選び方
高級なデスクチェアでも、ヘッドレストのついてない種類は結構多く、そういったことからもヘッドレストに対して絶対的な必要性は感じていないという人も多いのではないでしょうか?そこで今回は、デスクチェアに搭載されるヘッドレストの種類や、快適に座れるヘッドレストの選び方を詳しく解説しましょう!
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デスクチェアにヘッドレストは必要なの?
デスクチェアにヘッドレストを付けるか否かは値段にも影響しますから悩みどころ!実際のところデスクチェアを使用している際にヘッドレストが活用される場面というのは、作業などを行っている時というより背もたれに体重を預けて考え事をしている時や、仮眠をとっている時が多いのです。
そのため、自宅でパソコンを使って動画を楽しんでいる人や、デスクチェアに座ったまま休憩時間を過ごすという人の場合、ヘッドレストは必須と言えるパーツですが、そうでない場合は必ずしもヘッドレストがないといけない!なんてことはありません、あったほうが休憩が快適であるという事です。
ヘッドレストのタイプの選び方
ヘッドレストのタイプは大きく分けて2種類、ハイバックタイプの背もたれの上部分がヘッドレストのようにクッション性のある物が使われている固定のタイプと、独立した可動式ヘッドレストが設置されているタイプ、どちらも上手な選び方を行えば、快適なデスクチェアを選ぶことが可能となります。
固定式のヘッドレスト
稼働する部品が多いというのは、それだけ壊れやすいということでもあります、頻繁にヘッドレストを使って休憩をすることはないけどヘッドレストが欲しい、もしくはパソコンのモニターを眺めている時間よりも、パソコンで何かを入力したり作業を行っている時間の方が長いという場合は固定タイプが良いでしょう。
固定タイプのヘッドレストでもクッション性の高い素材を選べば、安物の可動式ヘッドレストより快適にリラックスできることもあります、固定式ヘッドレストのデスクチェアを選ぶ際は、自分の体型や座高にあった位置にヘッドレストが来ているかどうかをチェックして選ぶのがおすすめです。
可動式のヘッドレスト
パソコンのモニターを眺めながら行う仕事の多い人や、自宅でデスクチェアに座りながら映画やアニメといった動画を楽しむことが多い人は、固定式のヘッドレストよりも可動式のヘッドレストを選ぶ方が、長時間デスクチェアに座っていても疲労感を感じることも少なく快適にすごせます。
長時間モニターを見る場合は、ヘッドレストを使用した後傾姿勢の方が眼精疲労や近視の予防にもつながります、一定の距離でパソコンのモニターを見続けるときにヘッドレストがあると適正な距離で画面が見られるため、より快適かつベストなポジションが選べる可動式のヘッドレストにすると良いでしょう。
ヘッドレストの機能の選び方
ヘッドレストには様々な機能が付いています、1つのヘッドレストで複数の機能が付けられているものから、意図的に機能を少なくしたヘッドレストまで、そんなヘッドレストに搭載されることの多い定番の機能から、快適に過ごせるヘッドレストの選び方を紹介していきます。
固定式だけど上下の位置は移動できるヘッドレスト
低価格なデスクチェアの場合、ヘッドレストに様々な可動域を設けたものが売られていますが、そのクオリティはどれもイマイチで「動くけど定まらない」というようなフラストレーションのたまる仕様が多く、むしろ動かない固定式のヘッドレストの方が快適に座れるといったこともあります。
そこで、選び方として重要となるのは「上下に動かせる固定式ヘッドレスト」である事!
固定式の場合、特にハイバックな背もたれと一体型になっているヘッドレストだと自分の体型や座高に合わない位置にヘッドレストが付けられている場合もあります、しかし上下に動かせる機能だけが付いていれば、安物特有のグラつきを感じることなくベストな位置に調整が可能となります。
ヘッドレストに搭載される機能の種類
デスクチェアのヘッドレスト1つとっても様々な機能が搭載されています。
- 上下の位置を調節できる機能
- 前後の位置を調節できる機能
- 縦方向に回転させられる機能
- 荷重に対して反発してくれる機能
ヘッドレストに上記の可動機能がすべて備わっていれば、かなり快適な休憩を過ごすことが可能ですし、パソコンを作業する上で首から肩にかけての疲労感も少なく、眼精疲労なども起きにくいとされています。
しかし、どの機能にも言えることですが、ヘッドレストが複数の方向に稼働するデスクチェアは10万円クラスの場合のみ選択するのがおすすめです、安物のデスクチェアはどの機能も中途半端で、ヘッドレストの動きもどこかグラつきが多いので低価格なデスクチェアを選ぶ際は固定式の方が快適に過ごせます。
デスクチェアのヘッドレスト選び方まとめ
まず、デスクチェアのヘッドレストを選ぶ際に重要となるのは、前傾姿勢でデスクチェアを使用することが多い人にヘッドレストはさほど必要ないという事。
そして10万円以下の低価格帯なデスクチェアを選ぶ場合は、あれこれ機能のついたヘッドレストではなく、固定式ヘッドレストがついたデスクチェアを選ぶ方が快適に過ごせるということです。
ハイバック仕様の一体型ヘッドレストよりも、独立したヘッドレストのついたデスクチェアの方が見た目にもグレードが高くスタイリッシュですから、特に低価格なデスクチェアから選ぼうという人は選び方で失敗してしまいがち、しかし後傾姿勢で作業することが多い人は、無いよりあったほうが快適です。