デスクチェアの背もたれの選び方
デスクチェアの選び方としても主役級の重要度を誇る背もたれ、素材や機能はもちろんですが、そもそもデスクチェアの背もたれには大きく分けて3種類の形状があります、デスクチェアを作る各ブランドが様々な工夫を凝らして背もたれを開発していますが、まずは背もたれの形状の選び方の基本をチェックしましょう。
スポンサーリンク
デスクチェアの背もたれの種類
デスクチェアの背もたれには、人間工学に基づいて作られたエルゴノミクスデザインから、なんちゃってエルゴノミックな高機能風デスクチェアまで様々、しかしそれらを全て含めて言えるのは、まずデスクチェアは背もたれの高さによってローバック、ミドルバック、ハイバック、の3種類に分けることが出来ることです。
デスクチェアの選び方で重要なポイントとなる背もたれの高さ選び、それぞれの特徴について詳しく紹介していきますので、自分にあった背もたれの選び方を確認しておいてください。
>>エルゴノミクス(人間工学)デスクチェアについて詳しくはコチラ
ローバックタイプのデスクチェア
ハイバックやミドルバックと比べて背の低いものをローバックと呼びます、ローバックのデスクチェアは背の高いデスクチェアに比べて価格が安く、部屋の中で使用しても背が低いため視界を遮ることもありませんし圧迫感を感じません、そのため一人暮らしなどのワンルームで使用しても部屋が狭く感じません。
しかしデスクチェアとしては背面を腰の上あたりまでしか支えてくれないため、デスクチェアに座ってくつろぎながら長時間何かを行うという作業には不向きです、1日1時間程度の使用に適した背もたれです。
ミドルバックタイプのデスクチェア
背もたれの高さ自体はハイバックとローバックの中間ですが、性能の面ではどちらかというとローバック寄り、デスクチェアに座って3時間を超えるような作業を行うには不向きですが、ある程度長い時間座っても体が疲れにくく、それでいて部屋の圧迫感を出したくないという人にオススメなのがミドルバックです。
最近では人間工学に基づいて作られる高機能デスクチェアもミドルバックが流行ってきており、ミドルバックのデスクチェアにヘッドレストなどを搭載するのが主流となりつつあります。
ハイバックタイプのデスクチェア
背もたれが高いデスクチェアをハイバックと呼びます、物によっては座面から70cm前後の高さがある背もたれもあって、肩より上の後頭部まで支えてくれるデスクチェアや、固定式のヘッドレストを搭載してハイバックサイズまで背もたれを高くしたデスクチェアなどが存在しています。
自宅で仕事をしている人やオフィスでの使用など、1日に3時間以上デスクチェアを使用するならハイバックタイプのデスクチェアを選ぶのが疲れにくく快適に使用できます。
種類以外にも注意したい背もたれの選び方
背もたれの高さ以外にも、デスクチェアの背もたれを選ぶなら注意しておきたいポイントが4点ほどあるので、自分にあったデスクチェアの背もたれを選びたい!失敗したくない!という人はしっかりと目を通して、賢くデスクチェアを選んでいただきたいと思います。
背もたれの素材
まず気になるのは背もたれの素材です、最もスタンダードなデスクチェアはメッシュの物が主流ですが、高級感のある本革やPVCレザーを使用しているもの、さらにはクッションを使用することで価格を抑えたものなどがあります、素材によってデスクチェアの素材は大きく変化するので選び方には注意が必要です。
背もたれの機能
背もたれにはデスクチェアによって様々な機能が搭載されています、最もスタンダードなのはロッキング機能とリクライニング機能、この二つは長時間デスクチェアを使用するなら必須の機能ですし、その性能の良し悪しも快適さにかなり影響を及ぼします、前後への動き以外に左右も対応しているのもあります。
>>デスクチェアのロッキング機能の選び方はコチラ
>>リクライニングとロッキングの違いについてはコチラ
ランバーサポート
腰痛に悩む人ならデスクチェアの背もたれを選ぶ上で重要なのがランバーサポート、性能のよいランバーサポートや人間工学に基づいた物が取り付けられているデスクチェアであれば、座っているときの姿勢を背骨に負担のかからない正しい姿勢へと導いてくれます、ランバーサポートも賢く選びたいところです。
ヘッドレスト
最近ではハイバックなデスクチェアだけでなくミドルバックのデスクチェアにも使われることの多くなったヘッドレスト、パソコンの画面など一定の距離を見続けることが多い作業なら、ヘッドレストに後頭部を預けることで適切な距離を保ちやすく、眼精疲労などを軽減してくれる効果があるので要チェックです。
デスクチェアの背もたれ選び方まとめ
デスクチェアの背もたれを選ぶときは、自分がどの程度の時間をデスクチェアに座って過ごすのかが選び方のポイントとなりそうです、仕事を終えた自宅にてちょっとパソコンを触る程度の1日1〜2時間であれば、ローバックなどの背もたれが低いデスクチェアを選ぶ方が、部屋が広く見えますしいいでしょう。
しかし仕事用のデスクチェアとして選ぶなら最低でもミドルバック、もう少し具体的に言うなら肩甲骨あたりまでフォローしてくれる背もたれの高さがあるデスクチェアを選ぶのがポイントとなります、背もたれの高さ自体はこのような考えで選ぶのがオススメですが、背もたれをグレードアップさせるパーツも様々な物があるので、種類や特徴と合わせて適切なものを選んで快適にデスクチェアを使用したいところですね!