ロッジの口コミとおすすめダッチオーブン
ロッジは、アメリカ生まれの老舗キャストアイアン調理器具メーカーです。
ダッチオーブンの購入を検討しているなら、一度はその名前を耳にしたことがあるメーカーではないのでしょうか。アメリカらしい、無骨で素朴な風合いがあるダッチオーブンが人気です。
こちらでは、そんなロッジのダッチオーブンについてご紹介します。ロッジのメーカーとしての歴史やロッジのダッチオーブンの特徴、おすすめの商品や使い方についてまとめました。
ロッジのダッチオーブンの購入を検討中の方は、ぜひお読みいただいてご参考ください。
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ロッジ(LODGE)とは?
ロッジは1896年、アメリカのテネシー州、サウス・ピッツバーグでジョセフ・ロッジにより設立されたキャストアイアン調理器具のメーカーです。
創業以来120年、4代にわたって伝統の製法を受け継いできた老舗のメーカーとなります。現在、ロッジではダッチオーブンをはじめ、スキレットやグリドルなどの鋳鉄製調理器具を150種類以上も生産しています。
その製品は世界中のキッチン・レストラン・アウトドアシーンで愛用されており、ダッチオーブンのメーカーとして人気・知名度ともにNo.1といってもいいメーカーです。
ロッジのダッチオーブンの特徴
ロッジのダッチオーブンの特徴は、何よりも鋳鉄製にこだわっているという点です。アルミ・ステンレスをはじめとする他の素材のダッチオーブンは取り扱っていません。
鋳鉄製のダッチオーブンは、使い始めに油を焼き付けて焦げにくくするシーズニングという慣らし作業を必要としますが、ロッジのダッチオーブンは事前に工場で慣らし作業を済ませた上で出荷されます。
有害な化学物質を使わず、食用の大豆油でシーズニングされていますので、購入してきたまま調理に使っても安全です。
ロッジのダッチオーブンは、少し小ぶりなサイズの「サービングポット」、キッチンで使いやすいよう平坦な底の「キッチンオーブン」「ダッチオーブン」、野外で焚き火にかけやすいよう底に三本足がついた「キャンプオーブン」と、形ごとに区別された名称で販売されています。
それぞれの形ごとに大きさが違う数種類が販売されていますので、使うシーンや作りたい料理に合わせて、自分に合った商品を選びましょう。
口コミ・評判
ロッジのダッチオーブンは、昔ながらの鋳鉄製にこだわって作られています。
そのため「使い込むうちに黒光りしてくる様子に愛着がわく」「重さがあるため圧力効果があり、食材が柔らかく仕上がる」と高く評価する口コミが多く見られます。
しかし製品出荷時にシーズニングされているとはいえ、鋳鉄製のダッチオーブンを使っていく上では手入れが必須になります。
また普段使っている鍋とは扱い方も異なるため「初期の油が回りきっていないうちは焦げ付きやすかった」「洗うときに洗剤を使えないため、後処理が面倒」という不満の口コミも見られました。
>>鋳鉄製ダッチオーブンの特徴や手入れについて詳しくはコチラ
どんな人におすすめ?
ロッジは120年の歴史を持つ老舗のメーカーのため、老舗メーカーの信頼できる商品を購入したいという方におすすめです。
鋳鉄製のダッチオーブンを購入したいけれど、どのメーカーを選んでいいかわからないという方は、ロッジの製品を選んでおけば間違いないと言えるでしょう。
また、ロッジのダッチオーブンは昔ながらの作りでダッチオーブンとしてのクオリティが非常に高いですが、鋳鉄製のため手入れに手間がかかるという特徴があります。
そのため、ダッチオーブンを購入するからにはは本格的なものを手に入れたいという方におすすめです。
家庭用・キャンプ用それぞれの用途で数種類ずつ商品があり、ロッジの製品の中で自分に合ったダッチオーブンを選べることも魅力です。どんな方も、自分にちょうどいい商品を見つけることができるでしょう。
ロッジでは、ダッチオーブンの他にも同じ鋳鉄製のスキレットやグリルパン、テーブルウエアなども販売しています。ダッチオーブンを含めた鍋やフライパン類を、同じ風合いの物で揃えたいと思っている方にもロッジの商品はおすすめです。
ロッジのおすすめダッチオーブン
ロッジのおすすめダッチオーブンをご紹介します。ロッジの販売しているダッチオーブンには、大きく分けてキャンプ用・家庭用の二種類があります。
それぞれの種類について大きさや持ち手の有無が違う製品が販売されていますので、大きさによる使い勝手の違いや、作れる料理の種類についてご説明します。
ロッジのダッチオーブンを購入する際にお役立てください。
キャンプ用おすすめダッチオーブン
ロッジのキャンプ用ダッチオーブンには、野外で焚き火の上に直に置けるよう三本の脚がついています。
大きさは直径が10インチ、12インチの二種類があり、それぞれ深さが通常タイプとディープタイプの二種類となります。そのなかでも人気のあるものをご紹介します。
キャンプオーブン10
現在の価格はコチラ |
ロッジのキャンプ用ダッチオーブンの中で、もっともスタンダードな大きさの商品です。直径の10インチはcmに換算すると25.5cmで、鍋の深さは8cmほどとなっています。
蓋の周りに縁取りがあるため、上に炭火を乗せて上下から熱を入れることができます。そのためピザやパンなど、高さがあまりないオーブン料理におすすめです。
ダッチオーブンを初めて使う方は「せっかく購入するのだから」と深くて大型なものに目がいってしまいがちです。しかし実際に使用した方の口コミを見ると、初心者には浅い鍋の方が均一に火が通りやすく、使い勝手がいいと感じるようです。キャンプ用のダッチオーブンを初めて購入する方におすすめの商品です。
キャンプオーブン10 ディープ
現在の価格はコチラ |
上でご紹介したものと同じ直径10インチで、深型タイプのダッチオーブンです。深さは通常タイプより3cmほど深い11cmとなっています。
これくらいの深さがあると丸鶏を入れても問題なく蓋ができるという口コミがあり、ローストチキンなど大きな食材を調理するときにおすすめです。
底面積に比べて高さがあるため、焼き物を作るときに均一に火を通すには少しコツがいりますが、上に置く炭火の量を調節するなどして対応しましょう。
深型になるとスープや煮込み料理を作るのにも便利なため、作れる料理の多様さを求めてこちらの深型タイプを選ぶ方も多いようです。
キャンプオーブン12 ディープ
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ロッジの販売しているキャンプ用ダッチオーブンの中で最も大きい、直径12インチの深型タイプです。直径約30cm、深さ13cmの大型鍋です。
ローストチキンやローストビーフだけではなく、付け合せの野菜なども同時に調理できるサイズとなります。
「大は小を兼ねる」という言葉もあるため、初めてロッジのキャンプ用ダッチオーブンを購入する際こちらを選ぶ人が多いようです。しかし10インチのタイプとたった数cmの差とはいえ、実物を比べると印象にかなりの差があり、少人数のキャンプでは持て余してしまうという声もあります。
家族や友達と、大人数でキャンプに行くことが多いという方におすすめの商品です。
家庭向けおすすめダッチオーブン
ロッジの家庭向けダッチオーブンの中からおすすめのものをご紹介します。ロッジの家庭向けダッチオーブンは、基本的にすべてIH調理器に対応しています。
家庭のコンロに乗せやすく使いやすい大きさのものや、一人暮らしに便利な小さめのもの、蓋をフライパンに使える便利な商品など、おすすめの三種をご紹介します。
ダッチオーブンループ10 1/4インチ
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ロッジの家庭向けダッチオーブンの中で、最もスタンダードなサイズのものです。持ち運びしやすい両手鍋タイプです。
家庭のコンロに乗せやすいサイズで、使い勝手がいい大きさです。ちょうど丸鶏がそのまま入る大きさなので、ローストチキンなど大き目の焼き物・オーブン料理を作るのに最適です。
そのほかにもスープやカレー、シチューなどの煮込み料理を一度にたくさん作ったり、ジャムなどの保存食を作るのにも適しています。
大き目のサイズなので重いという意見もありますが、基本的に口コミ評価は高く、購入した多くの方が満足している商品のようです。
ダッチオーブン・スキレット サービングポット 1qt
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ロッジが販売しているダッチオーブンの中で、一番小さなサイズのものです。1クォートというのは約1リットルのことで、直径15.5cm、深さ6cmの小鍋になっています。
一人暮らしの方など少量のみ調理したいときや、メインではなく副菜をダッチオーブンで作りたいときに便利です。一人前、300gくらいの肉をローストするのにちょうど良いサイズという口コミがありました。
また、お弁当用に揚げ物を少量だけ作りたい時など、アイデア次第で意外と活躍する場面の多いサイズです。サービングポットという名前の通り、作った料理を皿に移し替えずそのまま食卓に出してもお洒落です。
サイズが小さい分安価でもあるので、ロッジのダッチオーブンの使い心地をまず試してみたい方におすすめです。
また、ダッチオーブンとしては珍しいサイズ感でもあるので、スタンダードなサイズのダッチオーブンを既に持っている方が、サブ的に購入することも多いようです。
ダブルダッチオーブン10 1/4インチ
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ダッチオーブンの蓋側が深くて底が平坦な形になっており、蓋をひっくり返してフライパンとしても使える商品です。鍋の大きさはスタンダードで使いやすい1/4インチとなっています。
蓋に深さがある分高さが増すため、塊肉のローストなど大きな食材もゆとりを持って調理できます。容量が大きいので、焼き芋を焼くのにちょうど良いという口コミもありました。
鍋側で焼いたスポンジケーキなどを、蓋側にひっくり返して盛り付けるという使い方もあるようです。
また、ロッジのダッチオーブンは鋳鉄製のため、錆防止のため洗ったあとに乾燥が必須となるのですが、こちらは洗い上げたあと蓋側もコンロで熱して水気を飛ばすことができるので便利という声もありました。
ロッジのダッチオーブンの中では高価なものになりますが、蓋も調理器具として使えるため、鍋とフライパンを合わせての価格と考えればお得な商品です。