夫婦喧嘩の頻度

夫婦喧嘩といっても、どれくらいの頻度で起こるのかと言うのは人それぞれでしょう。喧嘩なんてしたことない、もしくは滅多にしたことないと言う人からほぼ毎日と言う人まで、そんな夫婦喧嘩の頻度について、様々な角度から解説してみたいと思います。

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男女660人に聞いた夫婦喧嘩の頻度調査

まずは、20代から60代の既婚男女660人に聞いた、夫婦喧嘩の頻度に関するアンケートの結果から紹介していきたいと思います。

毎日： 2.3 %
週1～2回 : 16.2%
月1～2回 : 27.0%
年1～2回 : 25.3%
数年に1度 : 19.2%
喧嘩しない : 10.0%

アンケートの結果からは月に1～2回というのが最も多くなっています。次いで年に1回～2回が続いています。この結果からわかることは、実に半数以上もの夫婦がほとんど喧嘩をしないということです。

これはちょっと意外に思われる方ももしかしたらいるかもしれませんね。しかし毎日夫婦喧嘩をしているという夫婦も若干ながらいます。さすがに毎日というのはなかなかハードですね。

>>離婚する夫婦が陥る夫婦喧嘩のパター

地域別に見る夫婦喧嘩の頻度

夫婦喧嘩が多いか少ないという点において、今度は地域別の視点で見てみると、最も夫婦喧嘩が少ないのは、近畿地方となっています。その頻度について、数年に一度という夫婦が実に23.3％にも上る結果となっています。この地域の特徴として、夫がお風呂掃除を積極的に行うという地域です。

つまり、家事をしっかり手伝う夫が多いということが言えるでしょう。夫が妻を気遣って家事を行うというのは、やはり夫婦円満の秘訣の要因の一つとも言えます。

一方で、夫婦喧嘩の頻度が最も多い地域は甲信越地方となっており、週1～2回が23.3％となっています。毎週のように夫婦喧嘩をしている夫婦が4組に1組というのはなかなかの高頻度と言えるでしょう。

>>夫婦喧嘩と離婚率の関係について

夫婦喧嘩が離婚に直結しやすい地域

夫婦喧嘩といっても、必ずしも悪いものだけではなく、良い意味ではガス抜きとしても重要でしょう。離婚に直結するような夫婦喧嘩の場合にはそういうわけにはいきませんが全国では、夫婦喧嘩が離婚話へとつながっていったことがあると回答した夫婦は、全体の2割にも満たない結果になっています。

全体の8割程度の夫婦に関しては、しっかりとしたガス抜きとしての夫婦喧嘩になっているということになります。その中でも北海道・北陸・九州にいたっては9割もの夫婦が離婚まで話はいかないと回答、逆に東海地方においては、半数もの夫婦が離婚話まで夫婦喧嘩がもつれたと回答しています。

>>夫婦喧嘩が離婚へと結び付かないために

夫婦喧嘩の頻度から見る注意点

夫婦喧嘩が多い場合は離婚と隣り合わせ？

夫婦喧嘩が多いと言うことは、それがすなわち離婚に近いということなのか。夫婦喧嘩は少なければ少ないほど良いのかについて考察してみます。それを知るためにも、離婚率と夫婦喧嘩の頻度について見てみましょう。

夫婦喧嘩が多い甲信越地方に関しては、全体的に離婚率が低めになっています。逆に夫婦喧嘩の頻度が少ない近畿地方においては、大阪府が離婚率で全国ワースト2位という結果になっている点に注目です。

このことから言えることは、夫婦喧嘩の頻度と離婚率というのは必ずしも直結しないということ。ある程度の夫婦喧嘩というのは、夫婦が長く続くためには必要なものということになります。夫婦喧嘩がガス抜きの役割をしっかりと果たしているということが言えるでしょう。

>>夫婦喧嘩は寝室が一緒だと減る！？

夫婦喧嘩が少ないと相手が溜め込んでる可能性有り

上記のような結果から、ガス抜きが行われていない夫婦というのは、夫、妻のどちらかが大きな不満を溜め込んでいるという可能性を秘めています。不満と言うのは溜まれば溜まるほど、爆発した時が大変です。

場合によっては取り返しのつかないほどの結果を生むこともあり得るでしょう。そうなる前に必要なのは、そういった不満を何かしらの形で発散することです。私たちは夫婦喧嘩なんて全くしないという夫婦ほどこの点には注意するべきということになるでしょう。

>>夫婦喧嘩では相手にも責めさせる事が大切？