夫婦喧嘩で男性の心理を知り解決する方法
感情的になるだけで、言いたいことを言うだけの夫婦喧嘩は決して建設的であるとは言えません。夫婦喧嘩を今後の家庭生活をよりよくするためには、相手の心理を理解することも重要です。ここでは、そんな夫婦喧嘩における男性側の心理について解説していきます。
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男性の夫婦喧嘩に関する心理を理解する
男性は「女性の感情」が基本的に理解できない
男性というのは普段から無意識のうちに理性的であろうとしています。夫婦喧嘩の場面やカップル同士の喧嘩でしばしばみられるのが、女性が泣いてしまうパターンです。このような場面において、男性は非常に動揺してしまう場合が多いと言えます。
もちろんそれを表面に出すかどうかというのは人それぞれ違います。しかし内面においては、この場をどのように収めればよいのかが分からず混乱しています。そして最終的にはその場からいかにして脱出するかを考えるようになっているのです。
これは男性にとって、そうした女性の感情的な部分を理解するのが難しいがために起こります。つまり、夫婦喧嘩において女性側が涙をながすというのは、男性を混乱させます。人によってはそのコミュニケーションの場から一刻も早く離れようとするのです。
男性社会は感情に任せる事が批判される
男性は仕事などを通じて社会に適応していくことになりますが、そういった場面において男性は、感情的に反応していくる人を煙たがる傾向にあります。感情のコントロールが出来ていない人というのは、仕事においても結果を出すことが難しいと言えます。
そういったことを踏まえると、例えばパートナーやチームで仕事をしている場面において、感情をコントロールできずに理論的な行動ができない人を嫌う傾向にあります。顧客などからクレームを受けたとして、それに感情的に反応していたは仕事にもなりません。
上司や同僚からの指摘に感情的に反応してしまう人は決して優秀だとは思われないでしょう。このようなことから男性は社会において常に感情的にならないように注意し、また感情的に反応してくる人に対して拒絶的な反応を起こしやすくなっているのです。
夫の心理を理解し建設的な夫婦喧嘩をするには
一度冷静になってから話し合いを再開する
夫婦喧嘩の場面などにおいて、泣いてしまった場合にはどのようにすればよいのでしょうか。まずは泣きやむまで一旦喧嘩や話し合いを中断するというのが良いでしょう。涙を見てしまった男性というのは、女性が感情的になっていると思い思考停止状態に陥ります。
思考停止に陥るからこそその場からなんとか退避しようとするのです。そのような状態では何を言っても建設的な会話にはなりにくいので、少しでも円滑にコミュニケーションが図れる状態を作る必要があるでしょう。
そのためには一旦その場を無理にでも収め、まずは冷静になること。もしも涙をながしているのであればそれが収まるまでは何もしないことがベストです。女性にとって、常に感情をコントロールし続けるというのは難しいことかもしれません。
感情を表に出すことでしっかりとして自分を保つことにもなります。しかし夫婦喧嘩の場面においてはそれが必ずしも良いことではないことを理解しましょう。
それを理解し、感情的にならずに話し合いをすすめることで、初めて建設的な会話がうまれ、夫婦喧嘩が将来のためにつながるものとなるでしょう。
メールなどで意見を丁寧に纏めて送信する
女性が感情的にならないためのコツとして挙げられるのが、書き出すことです。今自分が何を考え、何を求めているのかを書きだすことによって、頭の中が整理されます。それを自分自身で見直すことで冷静になるきっかけをつくることができます。
箇条書きでも良いのでやってみることをおすすめします。また、それをメールなどにまとめて送ってみるというのも良いでしょう。目の前にすると感情的になりそうなので、とはじめにことわりの文言を入れてもよいでしょう。あなたの求めるものが明確に伝わり、建設的な話し合いをすることができるかもしれません。