夫婦喧嘩にならないお小遣いのあげ方
夫婦にとって、お金というのは生活していく上で非常に重要なものです。多くの場合、旦那さんが奥さんからお小遣いをもらってその中でやりくりするケースが多いようです。しかしそれが原因で夫婦喧嘩が起こってしまうカップルも多くいます。ここでは、夫婦喧嘩にならないためのお小遣いの渡し方について解説していきます。
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夫婦喧嘩とお小遣いの関係性
お小遣いが引き起こす夫婦喧嘩
夫婦間において、お金のやりくりや管理をどうするかというのは大きな問題です。あるアンケート調査によると、夫の収入を正確に知っている妻は全体の3割程度、妻の収入を正確に知っている夫は4割程度となっています。
さらに家計の管理については半数が妻の管理となっており、夫が管理をしている夫婦というのは全体の2割程度にしかならなかったそうです。そして気になるお小遣い制を採用している夫婦は全体の3割にも上る結果となりました。
すべての過程に子供がいるわけではなく、子供がいる家庭においては、その割合は4割に近くになっています。そうなった時に夫婦喧嘩のきっかけになるのは、やはりお小遣いの額です。夫はお小遣いを減らされそうになれば抵抗する方が多いでしょう。
妻は夫にお小遣いを増やすように言われれば、やはり不満を持つ方が多いようです。ではお小遣いに対して両者が不満を持つ理由は一体なんなのでしょうか。
お小遣いに対して不満を持つ理由
基本的に夫婦間のお小遣いに関するやりとりで夫婦喧嘩となってしまうのは、夫がお小遣いを上げるように妻に要求した時、もしくは妻がお小遣いを下げるように夫に通告した時のどちらかです。夫は、もっと自分で自由に使えるお金を増やしたいと思っています。これを妻は面白く思いません。
なぜなら、「わたしは家事をこんなに一生懸命やっているのに」と思うからです。「家庭のことを考えずに自分のために使えるお金を増やすなんてとんでもない」という思考回路になっているということになります。
一方夫は、家庭のために仕事をこんなに頑張っているんだから、「少しは自分のために使えるお金を増やしてくれてもいいじゃないか」と思っているのです。この両者の考え方の食い違いによって夫婦喧嘩が引き起こされてしまうのです。
これには実際にどちらが正しいという概念はありません。しかし現状の収入からお小遣いを増やすことが可能かというのは、現実問題として計算すればすぐに出てくるものでしょう。可能か不可能かというよりも、どちらにせよ相手に対してどのような心遣いができるか。
もしもこの部分がはっきりとするのであれば、お小遣いが原因で夫婦喧嘩が起こることは減るでしょう。
お小遣いが少なくても夫婦喧嘩が起こらない秘密
臨時のお小遣いを上手に使う
どのようにすればお小遣いに対して夫から不満を持たれにくいか。妻の立場からしてこれは大きな問題と言えるでしょう。これに対する答えは簡単です。もしもお小遣いを上げるように要求されたとしても、そこでは簡単にお小遣いをアップしない方が良いでしょう。
一度簡単にお小遣いを上げてしまうと、次も同じように要求してくることになります。もしもその時にお小遣いをあげなければまた夫婦喧嘩となってしまいます。ですからこの場合は、臨時のお小遣いを渡すようにしましょう。
臨時のお小遣いというのは、貰う側にとって非常に大きな影響をもたらします。この影響というのは、お小遣いそのものを上げるよりも、はるかに夫婦喧嘩につながりにくい効果ということが言えるでしょう。
臨時お小遣いが上手くいくコツ
ではそんな臨時お小遣いを効果的に使うコツです。まず大切なのは、足りないから渡すというルールにはしないことです。言えばもらえるというのは、臨時のお小遣いの意味をなしません。臨時お小遣いをあげるポイントというのは、夫婦にとって何か良いことがあった時にしましょう。
簡単に言えば、夫の仕事がうまくいった時や、本当に助かる家事の手伝いをしてくれたときなどがよいです。夫の給料がアップした時などは最も良い例と言えるでしょう。