夫婦喧嘩の根本的な三つの原因
夫婦喧嘩が起こる夫婦、極たまにしか起こらない夫婦、世の中には様々な夫婦がいらっしゃるかと思いますが、そこで起こる夫婦喧嘩は、ほとんどの場合その原因は限られています。そんな夫婦喧嘩の根本的な理由を知ることで、夫婦喧嘩を防ぐことに役立てましょう。
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夫婦喧嘩の根本的な原因はたった三つに絞られる
夫婦というのは、元々は他人同士であるが故に、完全にお互いのすべてを受け入れるというのは難しいと言えます。単純に夫婦喧嘩が多ければ悪い夫婦で、少なければ良う夫婦というわけでもありません。
しかし、同じ家族として一生を過ごしていくのであれば、意味のない夫婦喧嘩は避けていきたいと考えるのが当然でしょう。では一体どうすれば意味のない夫婦喧嘩を避けることができるのでしょうか。それを知るためには、まず夫婦喧嘩の根本的な原因について知っておきましょう。
夫婦喧嘩の根本的な原因その1:否定
夫婦というのは、元々は他人同士だった二人が一緒になることです。そこには、相手に対する信頼関係があって初めて成り立ちます。ここで相手を否定するということは何を意味するのでしょうか。これは、相手の意見や思考、考え方を否定するのと同じことです。
夫婦喧嘩はこの否定によって起こることが非常に多くあります。たとえば、「あなたはいつも家事を手伝わない」といった発言、これも相手を否定していることへつながっています。また、「そんなくだらない趣味さっさとやめて」などは、非常に理不尽な否定であると言えるでしょう。
夫婦喧嘩の根本的な原因その2:強要、強制
夫婦というのは、お互いがお互いを尊重し、信頼がある以上、相手に対する強制や束縛は本来必要ありません。なぜなら、お互いのやりたいことや、求めることが分かっていることが本来であれば夫婦にとってベストであると言えるからです。これが全くな夫婦というのは、どうしても夫婦喧嘩が頻発します。
例えば、「さっさとごみ出しして来てよ」などと言われたらどうでしょうか。もしも今からやろうとしていたことであれば腹が立つでしょう。これから勉強しようと思っていたところに、母親から勉強しなさいと言われるアレです。
「さっさと飯の支度を始めろよ」夫にこんなことを言われたらどんな気分になるでしょうか。決して良い気分とは言えないでしょうし、この発言が夫婦喧嘩のきっかけとなることは、容易に想像がつくのではないでしょうか。
夫婦喧嘩の根本的な原因その3:相手にしない
夫婦である以上、そこにはコミュニケーションがあることは当然と言えます。このコミュニケーションが不足した時、夫婦喧嘩の頻度はグッと上昇します。相手が何を考えているかわからないということは、次に何をしてあげるのが良いか、何をされたら嫌なのか、これを読み解くのが非常に難しいということです。
これでは夫婦喧嘩が増えて当然であると言えるでしょう。夫婦喧嘩になった時なども、決して相手を無視してはいけません。コミュニケーションを遮断するというのは、夫婦喧嘩の最中から、次の夫婦喧嘩の原因を作り出しているようなものです。
これでは悪い循環から抜け出せず、夫婦関係が悪化してしまいます。夫婦におけるコミュニケーションから逃げないようにすることが、夫婦喧嘩の原因を一つ消すことにつながるでしょう。
夫婦喧嘩の根本的な原因は夫婦どちらも持っている
夫婦喧嘩になるとどうしても、どちらかのせいにしたくなる。これは当然のことであると言えるでしょう。しかし結局はその原因を作っているのはどちらにもあるのです。
本当に夫婦喧嘩をなくしたいと思うのであれば、夫婦喧嘩における原因がどちらにあるのという犯人探しをやめることです。ここで紹介した通り、夫婦喧嘩の原因というのは限られます。しかしそれは夫婦のどちらもが持っているものなのです。
「自分にも悪い部分があったかもしれない」そのように考えることで夫婦喧嘩というのは減っていくのではないでしょうか。