夫婦喧嘩で離婚に至る妻の心理と夫の心理

夫婦喧嘩中の妻は「なぜ話し合いたいのに夫は黙り込んでしまうのか」と思っています。夫婦喧嘩中の夫は「なぜ妻は一旦冷静になるというのが出来ないのか」と考えています。ここでは、夫婦喧嘩がキッカケで離婚に至りやすい夫婦の心理状態を説明していきます。
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離婚に発展しそうな夫婦喧嘩の心理状態
夫婦喧嘩というのは夫婦の意見が一致しない時に起きやすく離婚にも直結しやすい事件です。しかし、夫婦喧嘩中の互いの心理にもズレが存在するため、夫婦喧嘩はヒートアップしやすく、同性間の喧嘩よりも仲違いが激しくなりがちで、決別や離婚になりやすいと言われます。
夫婦喧嘩中の妻の心拍数は低い
一般的に夫婦喧嘩中の妻というのは、次々と言葉が溢れ出して夫をまくしたてます。夫婦喧嘩のきっかけに関する事はもちろん、関係のない事も含めて言葉で攻撃します。はたから見ていると、ヒートアップしているため心の中も燃え上がっていると思いますが、実はそこまで心拍数が上昇している訳ではなく、いたって平常な状態なのです。
夫婦喧嘩中の妻に対して夫は「一旦冷静になって落ち着いて話し合おう」と言いますが、心拍数の上がっていない妻からしたら何を言っているのかわからないのです。
夫婦喧嘩中の夫の心拍数は高い
夫婦喧嘩でヒートアップしている妻の話を腕を組みながら頷いて聞いている夫。はたからみれば、冷静沈着で話を聞き改善策を練ろうと考えているようにも見えますが、実は男性はテストステロンの影響で女性よりも些細な事でキレやすい特性を持っているため、黙っているからといっても心拍数は明らかに女性よりも早くなりヒートしているのです。
そのため、黙って聞いていたにもかかわらず「一旦落ち着こう」という事を言ったり、一人で閉じこもったり無視したりする事もあるのですが、この無視はとっても大切な行動。激しい怒りが暴力につながりそうな自覚を夫が持った時に無視や閉じこもる行動を取るので、夫婦喧嘩中に夫が無視をしたり部屋にこもったときは、女性は手を出さないのが大切です。
夫婦喧嘩中の心理から学ぶNGな行動
夫婦喧嘩も、お互いがとことん喧嘩したいのであれば、文句を言い合い叩き合えば良いですが、暴力行為に発展したり、離婚にならないようにするには夫婦間の心理を理解する事が大切で、それに合わせた行動をとることが、離婚を回避する秘訣とも言えます。
夫婦喧嘩がヒートアップして黙り込む夫に妻は「都合が悪いと黙り込んで逃げるのはだめ!」と思ったり言ってしまう事もあるかもしれませんが、ここは一旦お互いが引く事が大切です。一旦夫婦喧嘩は中止し、お互いが喧嘩の内容を考えながら後日ゆっくり話し合いましょう。
夫婦喧嘩で離婚しない為に覚えておく事
相手を自分の怒り具合に慣れさせない事
男性は恐怖を克服したり慣れる事によって自分を守る事が得意な傾向があります。そのため、女性は普段の生活中に些細な事で怒ったり夫婦喧嘩を勃発させてしまうと、男性は「はいはい、また怒ってるのね、わかったわかった」と慣れていってしまいます。
すると、本当に旦那に対して怒る必要があるとき、治してもらいたい所がある時に、女性がどれだけ怒った所で男性は事の重大さに気がつかなくなってしまう事があります。怒るべきか、怒らないべきか、しっかり考えた上で夫婦喧嘩をしなければ、離婚の危機に直面してしまうのは他の夫婦より早くなる傾向があります。
夫婦喧嘩の勝ち負けは重要じゃない
夫婦喧嘩で離婚する夫婦というのは、大抵の場合夫婦喧嘩の勝負けを重用視しています。大切なのは、夫婦喧嘩は勝負けじゃなく、自分の意見を相手に聞いてもらう事なのです。
夫婦喧嘩によってどちらか一方が傷つく事を続けているようでは結婚している意味はありません。お互いの絆を深め合う為にも、夫婦喧嘩は相手を理解してあげる場と心がけるのが大切です。