夫婦喧嘩が離婚へと結び付かないために
夫婦喧嘩というのはどんなカップルの間にあるものですが、それが離婚へと直結しないためには一体どのようなことが必要なのでしょうか。ここでは、とある男性が夫婦喧嘩の末に離婚した事例を基に、離婚という結末を迎えないための方法、コツについて紹介していきます。
スポンサーリンク
離婚へと結び付いた夫婦喧嘩のきっかけ
どんな夫婦にも夫婦喧嘩はあります。これをゼロにすることは難しいと言えますし、必ずしも悪いことばかりではありません。しかしそれが夫婦間の決定的なズレを生み出す夫婦喧嘩となってしまうこともあります。
これによって導き出される答えが離婚となってしまうこともあるでしょう。では、離婚へと結びつく夫婦喧嘩はどのようなきっかけで起こるのでしょうか。
ある夫婦の間に起こった夫婦喧嘩のきっかけ
これは20代での結婚と離婚を経験したある男性の話です。その男性は、勤務先で知り合った女性と交際期間僅か1年未満で結婚をしました。元々は、男性からの一目惚れによってはじまった恋であり、その後の男性からのアタックによって交際へと発展しました。
そして、前述の通りわずか1年にも満たない交際期間によって結婚を果たしますが、結果的に、これが夫婦喧嘩のきっかけとなる根本的な要因となっていきます。まず二人の間に起こったことは、決定的な性格の不一致です。もちろん元々は他人である二人ですから、すべてが完璧に一致することなどあり得ません。
しかしその性格のズレが夫婦喧嘩のきっかけになることが増えていきました。お風呂の蓋を閉めた閉めない、片付けの仕方や家事のやり方など、些細なことから夫婦喧嘩へと発展していくケースが多発していきます。
この場合、夫婦喧嘩自体が問題となっているというよりも、夫婦喧嘩が起きるきっかけがあまりにも些細なものであるということと、それがあまりにも頻発して起きているという点だと言えるでしょう。
そしてそうなった大きな要因は、短すぎる交際期間と言えます。
交際期間はこれくらいが良いという基準があるわけではありませんが、もしも結婚するとなった場合には、何十年も一緒にいるわけです。相手の許せる部分やそうでない部分というのは、交際期間の間に知るべきです。これを知ることが出来なかったことが、多くの夫婦喧嘩のきっかけとなってしまっているのです。
離婚を決意するに至った夫婦喧嘩
このような些細なことがきっかけによる夫婦喧嘩は続きました。しかし当初は男性側は離婚を考えたりはせず、二人の間にある溝を埋め、頑張っていこうと考えていました。しかしそれがある日の夫婦喧嘩によって一変します。
それが、妻の暴力です。お皿を投げる、家具を破壊する、直接的な暴力に訴えかけるなど、日に日に夫婦喧嘩における暴力はエスカレートしていったそうです。結果的にこの生活をこの先も続けていくことに限界を感じ離婚を決意しました。二人の間に子供はいなかったため、比較的すんなりと離婚することができたようです。
離婚へと直結する夫婦喧嘩をしないためには
やはりここで重要なのは、夫婦の間の相互理解と言えるでしょう。お互いのことが分かっている夫婦と、よく知らないうちに結婚した夫婦では、夫婦喧嘩が起こる割合やきっかけが全く異なります。そしてその夫婦喧嘩の質も全く違ったものと言えるでしょう。
建設的な夫婦喧嘩こそが二人にとって有益なものであり、ただのフラストレーションのぶつけ合いをしても意味がないのです。そんな夫婦喧嘩をしないためには、交際の段階からしっかりと相手を知ろうとすること。「交際期間がどれくらいなら問題ない」と言ったものではなく、
例え短くても、お互いの性格をよく理解している夫婦であれば、離婚へと結びつくような夫婦喧嘩はそう簡単に起こらないものなのです。