夫婦喧嘩を防ぐための習慣
夫婦喧嘩を100%なくすことは、はっきり言って難しいでしょう。時にはガス抜きとしての夫婦喧嘩があることは必ずしもマイナスとはなりません。しかしやはり余計な夫婦喧嘩は避けたいものです。ここでは、無駄な夫婦喧嘩を防ぐための習慣について見ていきましょう。
スポンサーリンク
会話の中における夫婦喧嘩を防ぐ習慣
普段一緒にいることが当たり前となるのが夫婦です。そんな夫婦間においては段々と会話における気づかいがなくなっていきがちです。しかしそんな気づかいのなさが仲直りのしにくい余計な夫婦喧嘩を起こしがちです。普段の会話からも相手への気づかいが出来ると良いでしょう。
些細なことにもお礼を言う
夫婦ともなると、相手に対する感謝の気持ちがどうしても不足してしまいがちです。そんな時に必要なのが相手へのお礼の言葉です。かしこまった「ありがとう」でなくても、友人に対して言うような感覚で構いません。
男性であれば、当たり前に出てくる食事に対してもお礼を言いましょう。奥さんは決して家政婦ではありません。女性も、簡単な家事を手伝ってもらったらそれにもお礼をしましょう。普段やらないからやって当たり前、そんな風に思っていては、仲直りが難しい夫婦喧嘩のきっかけを生みだしてしまいます。
相手の話に耳を傾ける
人と人とのコミュニケーションで重要なのは、しっかりと相手の話を聞くことです。夫婦だとどうしてもいつも一緒であるため、この部分が軽視されがちです。夫婦だからこそ話せることだってあるはずです。
そんな話を、おざなりに聞いていては相手は信頼を失い、それが夫婦喧嘩へと繋がっていくことになるでしょう。まずは相手の話を聞く、これによって普段からコミュニケーションが取れる関係を築いておきましょう。普段から信頼関係があれば、例え夫婦喧嘩になっても仲直りもしやすくなるでしょう。
相手を主語にした会話に気をつける
夫婦喧嘩の会話でありがちなのが、相手のことを責めることです。これは相手を主語にした言葉であることが多くあります。「お前はなぜいつもこうなんだ」「お前のここが悪い」すべて相手が主語になっています。
こうした会話は相手を攻撃する言葉になりやすく、夫婦喧嘩の発端となりやすいものです。このような言葉が出そうになった時には気をつけましょう。
行動による夫婦喧嘩を防ぐための習慣
普段一緒に生活しているからこそ、その行動習慣は非常に重要です。それによって相手への信頼感や、たとえ夫婦喧嘩をしても仲直りしやすい環境ができます。夫婦喧嘩を防ぐための行動について習慣付けをしてみましょう。
一緒の行動習慣をつくる
例えば、朝起きたら決まったテーブルの決まった場所でコーヒーやお茶を飲むなどの習慣です。家庭内にそうした場所をつくり、一定の時間になるとそこに集まる、こうした習慣は夫婦間の対話を生みだし夫婦喧嘩を未然に防ぐ効果があります。
先にお茶を作って用意しておくなど、相手への思いやりも行動に移しやすいので、非常におすすめの行動習慣と言えるでしょう。
習慣付けによる夫婦喧嘩を防ぐ効果
ここで紹介した行動や会話の習慣というのはほんの一部です。本来であればこうした習慣は二人で作り上げていくのが良いでしょう。夫婦喧嘩をした時にはどうするかを予め決めておくのも良いことです。例えば、どうしても感情を抑えきれなくなったらどうするのか。
どこかに逃げる場所を作っておいて、家を飛び出したら行く場所を決めておく。そうすれば、たとえ感情を抑えきれなくなるほどの夫婦喧嘩をしても、お互いに逃げる場所があります。そしてそれがどこなのかをあらかじめ知っておけば、必要以上に心配し過ぎることもないでしょう。
どんなに仲の良い夫婦でも、時にはそうした激しい夫婦喧嘩もあるかもしれません。あらかじめそういうことになった時の対策を考えておくということは、夫婦にとって素晴らしい習慣作りの一つであると言えるでしょう。