夫婦喧嘩で家出する時に子供はどうする!?
子供がいる家庭でも夫婦喧嘩というのは、起きてしまうものではあるでしょう。しかし、それが家出に発展してしまうほどの場合には子供はどうするのが良いのでしょうか。夫婦喧嘩がきっかけで家出をする際に、子供はどうすべきかについて考えていきます。
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夫婦喧嘩で家出する時に子供はどうするべきか?
夫婦喧嘩が起きた際に、一時的にでも家出を考えたことがある方は多いと思います。もしも、夫婦の間に子供がいない家庭なのであれば、ある程度自由と言えるかもしれません。しかし、もしもお二人の間に子供がいた場合には、子供を連れていきますか?それについてまずは考えてみましょう。
家出するときは子供を連れて行く派の意見
家出を考えた時に、子供を連れていくと考えた人の意見の中で多いのは、最悪のことを考えている場合には、子供を連れていった方が良いという意見です。この場合の最悪のこととは、夫婦喧嘩から家出することになり、それが離婚へと繋がった場合です。
子供がいる夫婦にとって、離婚と言うのは本当の最終選択と言えるでしょう。しかし、最終的に着地点をそこに考えているのであれば、家出の際に子供は連れていくべきと考えるようです。
もしも子供を連れずに家出をしてしまった場合、育てる意思を放棄しているとみられ、裁判になった時に子供を連れて離婚することができない可能性があるからです。
最悪の事態を考えていて、親権を取りたいと考えているのであれば、家出の際には子供を連れていくべきと考えているようです。
>>夫婦喧嘩の末の離婚において子供がいる場合についてはコチラ
家出するときは子供を置いて行く派の意見
子供を置いて家出をしてしまう人というのは、基本的に家出を長期的に考えていない人が多いようです。「子育ては夫婦で協力してやるもの」ということを夫に理解してもらいたいのです。しかし、それはあくまでも妻の勝手な意見でもあります。
子供にとっては全く関係のないことであり、それによって子供が傷ついたのだとしたら、それは親として決して褒められるべきことではありません。もちろん親と言えども常に完璧であれということではありません。
そうなった時には、しっかりと子供に対してさみしい思いをさせたことを謝るべきでしょう。家出をする時には、感情的になるがあまり、子供の気持ちを軽く見過ぎないよう注意が必要です。
子育てに関しては夫としっかりと話し合う機会を持ち、意見交換をするように心がけてください。それが今後の夫婦関係を改善する上でも非常に重要なことと言えるのではないでしょうか。
子供から見た「夫婦喧嘩で家出する親」とは
親が家出する事によって子供が受ける影響
まず始めに言えることは、子供の目の前で夫婦喧嘩をし、それがきっかけで家出をしてしまうということは、子供にとって決して良いことではありません。子供はこのような場合に、自分のせいで両親が喧嘩をしていると考えます。
それどころか、自分のせいで両親のどちらかが家から出て行ってしまったと考えるのです。それは子供にとって他の場所への依存を生み出します。これが子供が非行に走ってしまう一つの原因であるとも言えるです。
子供を愛しているのであれば、決して感情任せに家出するなどやめましょう。どうしてもというのであれば、子供にはきちんと説明しましょう。何も言わずにおいていくのは、子供を非常に深く傷つけることになるのです。
置いて家出する際に注意すべき事
もしもどうしても一人で頭を冷やしたいのであれば、まずは期間を短くしましょう。長くても一日、ましてや子供に何も言わずに数週間などというのはもってのほかです。そして、出ていく際には子供にはいつ戻ってくるかを伝えましょう。
どこにどれくらい行っているからと伝えるだけでもかなり違います。ちょっと散歩に行ってくるという感覚であることをしっかりと伝えることです。
友達に会ってくるから良い子にお留守番しててねという感覚が大事です。このようにしっかりとした心づかいをすることを決して忘れないようにしましょう。