夫婦喧嘩の原因となりやすい話題とは?
夫婦喧嘩が発生する時というのは、何かしらの価値観の相違がきっかけになることがあります。夫婦とは言え元は他人です。育児や金銭、などの価値観が合わないこともあるでしょう。そんな夫婦喧嘩の原因となりやすい話題や価値観について、年代別なども含めて紹介していきます。
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夫婦喧嘩の原因となる態度、育児、価値観、お金、の話題
20〜30代の夫婦喧嘩に多いお金と育児の話題
20代から30代の夫婦喧嘩で最も多く上がる話題と言えば、この二つでしょう。まずはお金に関する話題となりますが、近年は共働きの増加により財布が別々という家庭も珍しくありません。しかしそんな状況だからこそ、お互いのお金の使い道について不満が生まれやすいようです。
お金をそれぞれで管理しているために、自分が使いたいものにはお金を使うことができます。それをお互いに確認すると、どうにも理解できない使い方をしていると言うケースになりやすいのです。
豪華なランチを食べるために何千円も使うと夫は妻に対して不満を抱く、まったく理解できない趣味にお金を使う夫に妻が不満を抱く、ということになるようです。続いて挙げられるのは、育児に関する話題です。
教育方針についての考え方の相違や、食べ物や衛生面における考え方、これらの点が夫婦喧嘩の話題となっているケースが多くみられるようです。厳しく育てるのか、どんな学校に入れるのか、子供の将来についてなど、話し合いにおいて解決が難しい話題でもあり、どうしても夫婦喧嘩のタネになりがちでしょう。
40〜50代の夫婦喧嘩に多い態度と価値観の話題
40代から50代というのは、子育てもひと段落、金銭的にもめどがつく、そんな年代ということが言えるかもしれません。そういった生活環境の変化というのは、夫婦喧嘩の話題も若い頃とは一変します。
生活するためのお金や子育ての目の前の問題というのは、ある意味では夫婦が協力する良いきっかけとなる場合があります。しかしそれが終わった後に残されるものは、ある程度の虚無感です。これによって目につくにはお互いの態度ということになります。
気に食わない態度が以前よりも余計に目につくようになり、そこに不満がたまります。こういった問題は簡単には解決が難しいものとなりやすく、これが価値観の違いへと波及していきます。
50代で多くみられる夫婦喧嘩の話題が価値観となっているのは、そこに至るまでの積み重ねがあったということが言えるでしょう。
夫婦喧嘩になりやすい会話とは
相手を軽蔑したり人格を否定する会話
夫婦喧嘩につながりやすい会話というのは、いくつかのパターンに分けることが可能と言えます。まずは相手を軽蔑したり、人格を否定するような会話内容です。これらは言われた時だけでなく、言われたその後も心に傷を残してしまいます。
相手に対する軽蔑というのは、相手の自信を失くさせ、それがよけに目につくという、悪循環を引き起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。
人格否定に関しても同じです。直してほしい部分があるのであればその部分に言及するべきです。決して「気持ちが悪い」などといった言葉に集約しないように注意すべきと言えるでしょう。
責任転嫁や問題に向き合わない姿勢
続いて起こりやすいのが、責任転嫁や、考えるべき問題に向きあわないことです。どちらが悪いかと言う結果を求めることに力を使いすぎることで、本来の目的を見失っています。
お互いの悪い部分を素直に認めて謝罪するだけで済むのです。どちらがどれくらいの割合で悪いかと言うのはたいした問題ではないのです。これがエスカレートすると本来の問題に向き合うことから避け始めます。
話し合いをしたくないから家に帰るのをわざと遅くする。それに対して妻不満をもって余計に関係が悪化する。悪循環を生みだすだけになってしまうことになるでしょう。こうしたことを防ぐためにも、認める部分はお互い認めるということが非常に重要となります。