夫婦喧嘩の原因となる態度とは?
多くの夫婦の間で起こる夫婦喧嘩ですが、その原因の多くが態度にあると言われています。納得はできるが、態度が気に食わないから腹が立ってしまうことが誰にでもあると思います。ここでは、そんな夫婦喧嘩の原因となる「態度」について、詳しく解説していきます。
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話し合いが夫婦喧嘩へと発展してしまう原因の多くは「態度」
修復不能な夫婦喧嘩に発展させない態度とは
夫婦喧嘩が必ずしもいけないものであり絶対に避けるべきものというわけではありません。ある程度の夫婦喧嘩というのは、夫婦間のコミュニケーションを生み出したり、たまった不満を小さいうちに吐き出させる絶好の場であるとも言えるでしょう。しかしそうなった場合に気を付けなくてはいけないのが「態度」です。
夫婦喧嘩における態度は、度合いによって修復不能なものになってしまう可能性があります。特に気を付けなくてはいけないのは、感情的になってしまうことです。感情的なぶつかり合いというのは何も生み出しません。
決定的な溝をつくらないためにはとにかく冷静になることが大切です。特に感情的になりすぎて暴力をふるうなどは絶対にNGです。そうなる前に一旦風呂に入るなり、散歩にいくなりとにかく冷静になる時間を作りましょう。
正しい事を言ってても態度が悪ければ謝りましょう
夫婦の間で行われる夫婦喧嘩というのは、いつも理論的であるわけではありません。気持ちや不満が少しだけ噴出してしまう場でもあります。前述のとおりいい意味でガス抜きの場なのです。その場合、ロジックで相手を封じ込めても逆効果となってしまいます。
相手の話をロクに聞かずに話し続けてしまう。関係のない話題を持ち出してそれをネタに相手の悪口を言ってしまう。こうした態度は、本来果たすべき夫婦喧嘩の意味を逸脱しています。このような態度をとってしまった場合には、自分がどんなに正しいことを言っていても謝るということが大事になります。こんな態度をとってしまって申し訳ない。
そう言って相手の話をしっかりと聞くようにしましょう。おそらくあなたの態度に相手は腹を立てていますのでかなり跳ね返りがあるでしょう。しかしそうさせてしまったのはあなたの態度であることを思い出し、しっかりとたまったものを吐き出させてあげることに徹してください。それによって夫婦喧嘩は前向きなものとなるのです。
態度は言葉使いにも現れるので注意!
夫婦喧嘩は意外と態度より言葉遣いが発端の事も多い
夫婦喧嘩というのは、そのきっかけが非常にささいなものである場合がほとんどです。しかし少しついた火に油を注ぐと大炎上というのがよくあるパターンです。その油になり得るのが、「言葉遣い」ということになるでしょう。相手を脅すような言葉遣いをしたりすることは、夫婦喧嘩に必要のないものです。
それ以外にも無駄な悪口なども典型的に夫婦喧嘩をヒートアップさせる原因となります。人格や容姿を否定したり、関係ない親族などを否定するのもルール違反です。さらに、こういった言葉遣いをする方と言うのは、推測で話をしがちでもあります。
「おまえはまたこうするに決まっている!」などという推測に基づいた罵倒は全くの意味をもちません。自分が話すときには主語を自分にすることで相手への直接否定をしないように注意しましょう。
正論も言葉遣い次第では謝るべき
これも態度と同様に気をつけるべき点と言えるでしょう。どんなに正論を述べたところで、言葉遣いがきたなければ相手の耳には届きません。何度も言いますが、夫婦喧嘩とはコミュニケーションの一つです。
相手をねじ伏せたりするのが目的ではありません。お互いの不満を正しく発散し、お互いにそれを聞き合うというのがベストです。そこには汚い言葉遣いなどは不要となります。もしもそれが出てしまった場合には素直に謝りましょう。
そしてそれによって溜まったものはしっかりと聞いて挙げるのがルールです。ほんの些細なことがきっかけで起こる夫婦喧嘩も、こなし方によっては夫婦にとってプラスなものになるということを忘れないようにしましょう。