夫婦喧嘩では相手にも責めさせる事が大切?

夫婦喧嘩においてどうしてもありがちなのが、一方的な展開です。しかしこれは相手に不満を溜めこませる最大の要因となってしまいます。ここでは夫婦喧嘩において相手にも責めさせることの大切さを紹介していきます。
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夫婦喧嘩が一方的になることの弊害
一方的になりがちな夫婦喧嘩のきっかけ
夫婦喧嘩を、夫婦間における言い争いだと思っている方は多くいらっしゃるでしょう。しかし必ずしもそうとは限らないのが、夫婦喧嘩でもあります。色々な夫婦喧嘩のパターンがある中の一つが、この一方的な夫婦喧嘩です。夫か妻いずれかが一方的に相手を攻め立てるような展開となります。
攻め立てる側はただひたすらに相手に非がある部分を追求します。それを聞かされている側は、その部分に関してひたすら責め立てられ、何も言えずにただそれを黙って聞く、もしくはひたすら謝るという展開です。
このような一方的な展開となる夫婦喧嘩というのは、どのようなきっかけで起こることが多いと言えるのでしょうか。まず多くの場合にあるのが、どちらかのミスなどから起こる問題です。
出かける際に持っていかなければならないものを忘れてしまった。何度も同じようなミスを繰り返してしまうといったことが例に挙げられます。これらが引き金となって、どちらかがどちらかを一方的に責め立てるような夫婦喧嘩が起こります。
隙がない夫婦関係が招くこと
ではこのような夫婦喧嘩が頻発することによる弊害とはなんでしょうか。それは言われている側、責め立てられている側に大きなストレスがかかる点です。もちろん100%悪いと言えるようなミスをした場合には、ミスをした側も当然ながら相手に対して悪いという気持ちはあります。
しかし相手はその部分に関して容赦なく責め立ててきます。傍から見れば一方的な夫婦喧嘩となっているこの展開に、言われている側には、ある感情や思いが芽生えるはずです。それが、「わざとやっているわけではないのに」という思いです。
悪気があってやっているわけではないことは、すなわち言われなくても分かっていることです。小さい時に、宿題をやらなきゃいけないと思っているところを、「さっさと宿題やりなさい!!!」と言われて腹が立つアレです。
ここで大切なのは、責め立てる側も隙をみせなくてはいけないということです。あまりにも隙がない夫婦関係に訪れるのは、破たんであるケースが多くあります。言われる側があまりにも疲弊し、話合いもできない状態から回復できなくなってしまうのです。
夫婦喧嘩において相手にも責めさせるには
夫婦喧嘩のシナリオをつくっておく
夫婦喧嘩が一方的になっているなと感じる方がいるのであれば、しっかりと相手にも責める部分を作ってあげることが非常に大切です。いつも言いすぎていると思うのであれば、「こないだは言いすぎた。ごめん。」この一言だけでも印象はかなり変わるでしょう。
しかしそれだけではなく、相手にも発散させる機会をつくるのがおすすめです。つまり、夫婦喧嘩の際に一方的に責め立ててしまった側も、たまには責め立てている側が失敗するシナリオを作っておくのです。
失敗して相手に隙を見せることによって、相手の心に余裕を作ってあげましょう。余裕が生まれた心は発散する場所を認識することができます。溜まってしまったストレスは少しずつ解消されていくでしょう。
相手の意見を素直に聞いてみる
上記のように相手に対して隙を見せた時に、もしかしたらそれがきっかけで夫婦喧嘩となるかもしれません。しかしその場合におこる夫婦喧嘩は一方的な展開ではありません。あなたが見せた隙に対して意見を言ってくる可能性が高いのです。
もしもそうなった場合には、相手の意見を素直に聞いてみましょう。いつもは一方的になる夫婦喧嘩ですから、たまには相手のガスを抜いてあげるのです。それによって相手の心はリセットへと確実に近づきます。
ここでまた一方的にねじ伏せようとはせずに、相手の話をしっかり聞く。これによって建設的で意味のある夫婦喧嘩が出来るようになるのです。