夫婦喧嘩は寝室が一緒だと減る!?
一昔前までは、夫婦であれば同じ部屋で寝るのが当然と言えたでしょう。しかし、最近ではお互い質の高い睡眠のため別の部屋で寝る夫婦も多くなっています。寝室が一緒か別室かによって夫婦喧嘩が起こりやすいかどうか、その関係性について考えていきます。
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寝室が別室か同室かが、夫婦喧嘩に与える影響
同じベッドで寝ている夫婦の割合
今現在どの程度の夫婦が同じ部屋で寝ているのでしょうか。また、同室であったとしても別々のベッド(寝具)で寝ている夫婦はどれくらいいるのでしょうか。
あるアンケート結果によると、夫婦が同じ部屋で寝ている割合は、全体の8割にも上るという結果が出ています。またそのうちの6割は同じベッド(寝具)で寝ているという結果となっています。
同室で寝ると夫婦喧嘩は少なくなるのか
では同じ部屋で寝ている夫婦は、別々に寝ている夫婦にくらべて、夫婦喧嘩の割合はどのように変化するのでしょうか。これは必ずしも高い相関性があるとは言えないようです。
簡単な理由ですが、夫婦喧嘩は必ずしも寝室で行われるとは限りません。夫婦喧嘩をすることによってその日は別々に寝るということはあり得ますが、夫婦喧嘩のすべてが、これから寝ようとする時に起こるものではありません。
つまり寝る場所による夫婦喧嘩の発生割合というのは、直接関係のあることではないと言えるでしょう。
寝る場所によって夫婦喧嘩に与える影響とは
寝る場所と夫婦喧嘩が発生する割合というのは、直接相関性があるとは言えないのかもしれませんが、まったく影響を与えないのかと言えばそうとは言い切れません。例えば、寝室が一緒であることによって、夫婦喧嘩をしても、仲直りがしやすいと感じている夫婦もいます。
ダブルベッドなどの場合には同じ布団をかけたりするので、体が近くなりやすく、スキンシップを自然と図ることが出来ます。これが簡単に夫婦喧嘩の仲直りが出来る要因となっているようです。また反対に、一緒に寝ていることが夫婦喧嘩の発端になることもあるようです。
パートナーの寝相やいびきなどが気になり、それが夫婦喧嘩のきっかけとなります。しかしこのような夫婦は、早晩寝室が別室となることが多く、その後寝室で起きることが夫婦喧嘩の発端となることはなくなるようです。
同じ寝室でも夫婦喧嘩にならないためには
寝室が同じであることによって夫婦喧嘩になってしまった。こうした経験がある夫婦は少なくはないかもしれません。寝相が気になる、いびきがうるさい、就寝時間が違うなど、いくつかの要因が考えられるでしょう。
もしもそれが原因で夫婦喧嘩となったにも関わらず、寝室を分けないという選択をするのであれば、なんらかの対策をしておくとよいでしょう。例えば、同じ寝具を使うことで、寝相や体感温度が違った場合、布団の取り合いなどが起きてしまうことがあるかもしれません。
そのような場合には、シングル用の布団をそれぞれ使用するとよいでしょう。就寝時間の違いによって、遅く寝る方がすでに寝ている方を起こしてしまう、このような場合には、同じ寝室であっても、ベッドは別々という手段が良いでしょう。特に小さなお子様がいる夫婦ではこの選択をする夫婦が多いようです。
寝る場所と夫婦喧嘩を結び付けないために
ここまでの話から、寝室が同室か別室か、それによって夫婦喧嘩が起こるかどうかというのは、やはりその夫婦の特性によって大きく変わるということが言えます。またどうしても一緒に寝たい、別々に寝たいなど、それぞれのカップルによっても希望は異なるでしょう。
それを踏まえた上で、寝る場所によって夫婦喧嘩を起こさないためには、良く話し合いをした上で、お互いにとって良い選択をすべきということになります。一緒に寝ないから夫婦喧嘩が起こるということではありませんし、その逆も然りです。自分達にあった就寝のスタイルを見つけることも、夫婦にとっては大切と言えるでしょう。