幼稚園におすすめな弁当箱の選び方
ついに我が子も幼稚園に入園!となると必然的にお母さんは弁当作りを余儀なくされるわけですが、幼稚園児のための弁当箱ってどんなものを選べばよいの?と悩んでしまうかもしれません。幼稚園の見学に行った時に見たかもしれませんが、他の園児たちが持っている弁当箱もルールがあるようで無いような・・・・
そこで今回は幼稚園に持っていくお弁当箱の正しい選び方と、幼稚園児に最適な弁当箱を選ぶポイントについて解説していきますので、新しく始まるお弁当生活を楽しく快適に過ごせる弁当箱を見つけてくださいね!
スポンサーリンク
幼稚園用の弁当箱を選ぶときのポイント!
幼稚園児の弁当箱選びには3つのポイントが存在します。
- いつもの食事よりもコンパクトなサイズ
- 準備から片付けまで子供一人で扱える
- 成長や食欲に合わせて都度サイズを変化させる
このポイントを理解して弁当箱を選べば、まず失敗することはありませんが、このポイント以外にも「どれを選べばよいの?」と迷ってしまっている人も多いと思います。
ここからは、上記の3点をについて紹介すると共に、幼稚園児のための弁当箱選びを詳しく掘り下げて解説していきます。
幼稚園用の弁当箱選びで最も重要なのは「自分で開けられるかどうか」
幼稚園児のための弁当箱選びに置いて最も大切となるのは、弁当箱の蓋を自分で開けたり閉めたりできるかというところ!密閉性の高い弁当箱だと幼稚園児の力では自分で開けることができません。また蓋をバチンとロックするタイプの弁当箱も幼稚園児には複雑なため、あらかじめ練習しておかなければならないでしょう。
弁当箱の蓋には大きく分けて「シール式・かぶせ式・ロック式」の3種類があるのですが、そこで幼稚園児のための弁当箱を選ぶなら「かぶせ式」を選ぶのが良いでしょう。
かぶせ式の弁当箱とは?
弁当箱自体に蓋をパカッとかぶせるタイプの種類です。単純に蓋をかぶせるだけなので、初めて弁当箱を扱う小さなお子さんでも扱いやすく1人で蓋の開け閉めができるため幼稚園児に最もおすすめなタイプです。
扱いやすい反面、汁漏れしやすいというデメリットもありますから、弁当箱用のゴムバンドでしっかりと蓋をしたり、汁漏れしやすい煮物などの食材はラップに包んで入れてあげるなどの工夫が必要です。
シール式の弁当箱とは?
ゴムパッキンなどが蓋についているため汁漏れしにくく、大人用の弁当箱にも多く使われているのがこのタイプ。弁当箱の中に温かいままの食材を入れてしまうと、弁当箱内の気圧が変化して幼稚園児の力だけでは開けられなくなってしまう可能性があります。
幼稚園の先生に聞いてみたところ、温かいままの食材を入れた弁当箱は、蓋の隙間にスプーンを入れて空気を送り込まないと開かなくなるそうで、それを真似して子供が箸を差し込み割れて危険な目にあったという話もありましたので、幼稚園児の弁当箱選びにシール式は向いていないと言えるでしょう。
ロック式の弁当箱とは?
アニメなどのキャラクター物の弁当箱が最も豊富に揃うのがロック式。蓋の両側にバチンとロックできる構造になっているもので、パッキンが付いているため汁漏れの心配はありませんが、ロックが固く外しにくいため、弁当箱を開けようとしてお子さんが弁当箱をひっくり返してしまったなんてこともあるので注意しましょう。
プラスチック製?それとも金属(アルミorステンレス)製?
子供用の弁当箱には大きく分けてプラスチック製と金属製の弁当箱があります。キャラ物のデザインなどはプラスチック製の弁当箱の方が豊富なので、見た目で選ぶならプラスチック製がおすすめですが、使い勝手の面では金属製、特にステンレス素材の弁当箱が幼稚園児にはおすすめです。
金属製の弁当箱にはかぶせ式が多いことも幼稚園児におすすめな理由と言えますが、プラスチック製の弁当箱に比べて非常に丈夫で、10年以上使っているなんていう人もいます。
幼稚園によっては、保温器や温蔵庫などを使用している場合もあり、こういった幼稚園の場合は金属製の弁当箱の指定がかかっているかもしれません。しかし食器洗い機や電子レンジの場合は金属製の弁当箱が使えないため、可能であれば両方用意するのがおすすめとされています。
プラスチック製か金属製、どちらか1つだけ!と言われたら、金属製の弁当箱に軍配が上がります。
「完食」させるために普段よりコンパクトな大きさを選ぶ!
幼稚園に入園したての最初の頃は、ちょっと少ないかも?と思ってしまうような小さめのお弁当箱を選んでおくのがポイントとなります。その理由は「残さずに食べきれた」という自信が弁当を楽しむ力に直結するからです。
食欲というのは環境によってかなり強く影響されてしまいます。好きな人との初めてのデートに緊張してご飯が食べれなかった時のように、お母さんと離れた幼稚園で緊張しながら食べるお弁当というのは多くの場合いつもより箸が進みません。弁当を食べるのが遅いと恥ずかしいと感じたり、弁当を食べるのが嫌になる事もあります。
そうならないためにも、幼稚園児のための弁当箱の選び方としては、普段の食事の量をしっかり入るサイズの弁当箱ではなく、ちょっと少ないかな?と思うようなサイズの弁当箱を選ぶのがおすすめです。
>>年齢に合わせた適切なお弁当の量や弁当箱のサイズについてはコチラ
色とデザインは子供目線と親目線で2個選ぶ!
男の子のお子さんを持つ人ならわかると思いますが、男の子向けのキャラクターが描かれたお弁当箱は基本的に青色です。でも青色というのは食欲を減退させる色、本当は食欲増進のためにビタミンカラーなどを選ぶのが良いとされています。
しかし、幼稚園児向けの弁当箱を選ぶのであれば「弁当が楽しみになる物」であれば青色だろう基本的には問題ありません。ですが弁当箱には予備も必要ですから、子供目線で選んだ弁当箱と、お母さん目線で選んだ弁当箱の2つを用意しておくのが良いとされています。
ある日突然「この色は◯◯だから嫌い!」と受け付けてくれなくなることもあります。それがきっかけで弁当が嫌いになってしまうという事にもなりかねませんから、別の色で2つ用意するのが良いでしょう。
キャラ弁を作るなら蓋に余裕のある弁当箱を選ぶ!
幼稚園児だけでなく、今や大人の間でも大流行しているキャラ弁。子供が幼稚園に上がったらキャラ弁を作ろう!と意気込んでいるお母さんも多いかもしれませんし、子供がもしも弁当嫌いになったらキャラ弁とか工夫しなきゃな〜と考えているお母さんだっているかもしれません。
今後キャラ弁を作って幼稚園に持っていくかもしれない!という場合は、蓋に余裕のある弁当箱(ドーム蓋弁当箱)を選ぶのがおすすめです。
キャラ弁といえば、キャラクターをかたどった食材に海苔やハムなどを使用して装飾をするわけですが、密閉性の高い弁当箱だと海苔やハムが蓋にくっついてしまって、ワクワクしながら弁当箱を開けたら見るも無惨な姿に・・・。何て事にもなりかねませんから、蓋の部分に余裕のある弁当箱を選ぶのがおすすめです。