ビジネスシーンにおすすめな弁当箱の選び方
健康や節約、さらには料理男子のブームと合わさって、最近では手作り弁当持参のビジネスマンも急増中!もちろん愛妻弁当をオフィスで食べるサラリーマンも多いわけですが、さすがに会社で「キュートでカワイイ弁当箱」は広げられませんよね。そこで今回はビジネスシーンにおすすめな弁当箱の選び方を紹介します。
ビジネスシーンでも増えてきた弁当ブームによって弁当箱の周囲も豊富になってきていますから、弁当箱に求める性能やスタイルに合わせて、自分にぴったりの弁当箱を見つけてください。
スポンサーリンク
ビジネスシーン向け弁当箱を選ぶときのポイント!
ビジネスマンが弁当箱を選ぶ場合、最も注意しなければいけないのが「サイズ」と言えるでしょう。弁当のボリュームが足りなくて、夕方あたりにお腹がすいてきてしまえば仕事に集中できなくなってきてしまいます。しかし弁当が多すぎても眠くなってしまったり、弁当を食べきれなくなってしまうなんてこともあります。
一般的な成人男性(20代〜30代/身長170cm)が一食に必要なエネルギー量は885kcalと言われており、これは弁当箱のサイズにしたら900mlとなります、この弁当箱の大きさを目安に選ぶのがおすすめです。
もちろん、ビジネスマンたるもの弁当箱を選ぶ際に「サイズだけ良ければいい」なんてことはありません。それぞれに好みがあるでしょうし、弁当箱に求めるものも十人十色だと思われます。
そこで「見た目」と「味」と「使い勝手」の観点から、ビジネスシーン向けのポイントを押さえた弁当箱を紹介しつつ、その選び方を解説していきます。
お洒落さで選ぶなら曲げわっぱ弁当箱
弁当箱にこだわりを持つビジネスマンにおすすめなのが木製の曲げわっぱ弁当箱。最近では百貨店などでもポップアップストアが展開されていたり、弁当ブームの中心にいる弁当箱といっても過言ではないこのタイプ。
曲げわっぱと呼ばれる弁当箱は、日本の伝統技術を用いて造られる木製の弁当箱で、お米やおかずから出る水分を弁当箱が程よく吸収してくれるため、弁当箱の中身が冷えてもベタベタせず美味しく食べられますし、素材によっては殺菌効果もあったりと良いことづくめ!見栄えも非常に良いためビジネスマン達から注目されています。
そんな「大人の雰囲気」がある弁当箱、会社でカッコよく弁当を取り出したい!という人におすすめです。
ビジネスマンならドカベン
チャラチャラした弁当箱は会社で出すのが恥ずかしい!そんな硬派なビジネスマンにおすすめなのが昔ながらの「ドカベン」と呼ばれる金属製の弁当箱ではないでしょうか。
ドカベンという言葉の由来は「土木作業を行う土方(ドカタ)達が常用していた弁当箱」を略してドカベンと呼びます。またあの有名な野球漫画であるドカベンもまた、主人公の山田太郎が「ドカッと大きな弁当箱」を愛用していることでドカベンという名前が付けられ、今でもこのタイプの弁当箱はドカベンという名で親しまれています。
まさに「腹が減っては戦はできぬ!」という無骨なスタイルの弁当箱。お洒落な弁当箱に白米とフリカケでは様になりませんが、このタイプの弁当箱であれば忙しい朝を過ごす一人暮らしのビジネスマンであっても、ギュウギュウに詰めた白米と適当なおかずを乗っけてガッツリ昼食をとることができます。
アルミ製とステンレス製の弁当箱がありますが、手入れが簡単なステンレス製のものを選ぶのがおすすめです。
美味しさで選ぶならランチジャー
節約?健康?狙いは色々あれど、いくら弁当だといってもお昼ご飯くらいは美味いものが食べたい!というビジネスマンにおすすめなのがランチジャータイプの弁当箱。これさえあれば、オフィスに電子レンジがなくても暖かくて美味しいお弁当が食べられますし、カレーやシチューなども持っていける逸品です!
多くのランチジャーの場合、中身は3層構造になっており、下段にはホカホカご飯!中段にはおかず!上段には汁物!と分けて入れられるようになっています。
そのため、親子丼や牛丼の具を入れておいて食べる時直前にご飯にかけたり、パスタとソースを分けて入れてたりソバとタレを持っていくなどの麺類弁当もアイデア次第で可能!味にこだわるビジネスマンならランチジャータイプの弁当箱がおすすめですが、難点は弁当箱自体が大きくてかさばる点も受け入れなければいけません。
ブリーフケースに入れるならスリム型
ビジネスマンの愛用バッグといえば、シャープでスマートなブリーフケースやダレスバッグかと思います。そうなると当然、弁当箱も大きいサイズは入りません。
弁当を愛用しているビジネスマンたちに話を聞いた所「会社で弁当を広げるのは恥ずかしくないが、あからさまな弁当用のバッグを持ち歩くのは恥ずかしい」なんて意見も多くありました。もちろん、昨今の弁当ブームによってビジネスマンのために作られたシャープな弁当箱もありますので心配はいりません!
このタイプの弁当箱は基本は2段重ねとなっていますが、最近では弁当箱を高くして量を増やし”横ではなく縦の弁当箱”というデザインも展開されているため、コンパクトな見た目でも十分なボリュームがあります。
スリムタイプの弁当箱を選ぼうと考えているビジネスマンは、自分が普段愛用しているビジネスバッグのマチ幅を計測して、弁当箱が収納できるかどうか判断して購入するのがおすすめです。
味・見た目・使い勝手のバランスで選ぶなら保温弁当箱
さて、ビジネスマンにおすすめな弁当箱の「真打登場」といったところでしょうか。
ランチジャーのような美味しさ、ビジネスシーンでも恥ずかしくないデザイン、そしてビジネスバッグにも収納できる使い勝手、このすべてをいい感じのバランスで両立しているのが「保温弁当箱」と呼ばれるタイプです。
この弁当箱は要するに、ランチジャーの性能を少し落とすことでコンパクトサイズに纏めた弁当箱。
ランチジャーと違ってこのタイプには、スープなどの汁物を入れておける容器は入っていませんが、「暖かいお弁当を食べたいけれども、弁当箱が嵩張るのは嫌だ」というビジネスマンにおすすめです。
最新技術を投入した個性派弁当箱もアリ!
昨今の弁当ブームによって様々なアイデアやテクノロジーが詰め込まれている弁当箱がたくさん登場しています。
例えば、夏場の暑い時期でも野外を歩き回る営業マンといえば、気になるのが弁当の腐敗と食中毒!保冷剤と一体型になっている弁当箱であったり、ポンプを使用して弁当箱の内部を真空状態にできる弁当箱もあります。
他にも保温ケースをUSBに接続すことで、弁当箱を温めることができるアイテムや、牛丼屋のテイクアウトのように丼の上物とご飯をセパレートして持ち運べるランチボウルといった弁当箱も登場しています。
中でも注目なのは電源線に差し込むだけでオフィスでご飯が炊ける炊飯機能付きの弁当箱なるものも展開されており、今や温かい弁当を持っていくのではなく、現地でご飯を作ってしまう!という弁当箱も人気!
ビジネスマンたるもの、最新技術には常に敏感かつトレンドを察知していたい!という人は、こういった個性派の弁当箱を使用して、周囲からの注目を集めてみてはいかがだろうか。