50代独身女性の心配事と老後の不安まとめ
50代の独身女性の多くは「老後」に対して大きな不安を感じていると思います。「健康」「介護」など健康面に関する不安も多いでしょう。しかし、生きていくのにも、病気を治療するのにも、介護されるのにも「お金」は必要です。ここでは、独身女性が老後に必要な資金とその準備についてご説明。
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50代の独身女性が心配する老後の"お金"不安とは
50代独身女性の仕事内容や給料に関する老後の不安
60歳以上の独身女性の1か月あたりの生活費は、全国平均で約15万円です。女性の平均寿命が86歳ですので、それまでの生活費は総額で約5000万円必要です。また、老後も家賃や住宅ローンの支払いが必要な方や、ファッションやレジャーを楽しみたい方は、あと5万円は上乗せが必要ですので月額20万円。総額6700万円が必要であると言われています。
しかし、このすべての金額を用意する必要はありません。65歳から「年金」が受け取れるからです。この年金額は、現役世代にどんな働き方で、どんな種類の年金に加入していたかで受給額が異なります。
厚生労働省の調査によると、65歳以上の女性の厚生年金の受給額は平均で月額11万1760円。平均寿命までに約3000万円受け取れる計算です。これを差し引くと、普通の暮らしで約2000万円、家賃等の支払いがある方や余裕のある暮らしをしたい場合は3700万円が必要になります。
50代独身女性の貯金と老後の資金計画に関する不安
60歳以降の老後を考えると、普通の暮らしで2000万円。家賃の支払いがある方や、余裕のある暮らしをしたい方は、3700万円を60歳までに用意する必要があります。だたし、ここから「現在ある預貯金」「退職金」「生命保険の満期金」「個人年金」を差し引くことが出来ます。
この差し引いた金額が準備の必要な老後資金です。老後の不安を拭い去るためにも、この計算をまずすることをオススメします。預貯金はもちろん、現在の給与額や年金の受取額を個人によって異なりますので、早いうちに金額を明確にし、老後までの準備を整えましょう。
具体的な金額を把握すると、その対策も考えることが可能ですし、漠然とした不安よりも明確な不足額を計算できた方が不安も小さくなります。
50代の独身女性が心配する老後の"孤独"不安とは
老後の介護などで不安になる50代の独身女性
50代の独身女性が老後において最も不安なことの一つが自身の「介護」です。助けてくれる身寄りが少ないため、自身の介護についても準備が必要です。公的な介護保険もありますが、独身の高齢女性にとっては万全な保険とは言い難い内容です。
自己負担額も馬鹿にできませんので、民間の介護保険への加入をおススメします。介護保険も種類が多数ありますので、一度専門家へ相談されると良いでしょう。昔ほど酷い勧誘も少なくなっていますので、無料相談をおこなっているところへの相談が無難です。
老後の病気や健康について不安になる50代の独身女性
50代の独身女性が不安に思っているのが「健康」についてです。いかに病気をせずに健康で生きていられるかが最重要です。しかし、50代から病気になる確率は跳ね上がります。事実女性は、50代から40代の倍以上の入院患者数となります。
特に老後は、年金以外の収入がなくなることが一般的ですので、特に独身者は「医療保険」への加入をオススメします。一人での闘病生活だけでもかなりの心労となりますので、お金の心配だけでもしないように万全の準備が必要です。
がん保険などの医療保険は、一日でも早い加入が保険料の節約となりますので、早めに専門家に相談することをオススメします。